没後120年 ゴッホ展

2011年11月3日、国立新美術館にて『没後120年 ゴッホ展』を鑑賞した。当展覧会は「1.伝統」、「2.若き芸術家の誕生」、「3.色彩理論と人体の研究 – ニューネン」、「4.パリのモダニズム」「5.真のモダンアーティストの登場 – アルル」、「6.さらなる探求と様式の展開 – サン・レミとオーヴェール・シュル・オワーズ」の6部構成であり、画家ゴッホの芸術家としての成長の軌跡を辿る構成であった。あいにく、人出の多かったため、ゆっくり鑑賞というわけにはいかなかったが、以下に印象に残った作品についてのメモを記す。

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ロマン主義の音楽(3)様式: 旋律・リズム・和声

西洋音楽史、ロマン主義の3回目です。

前回はロマン主義音楽の一般的な特徴について紹介しました。

なお、本サイトの西洋音楽史全体の目次はコチラです。

さて、ロマン主義の時代には、個性的な音楽様式が対立し合いながらも併存していました。したがって、この時代の様式を統一的にまとめるのは難しい。それでも、多々ある個性的な音楽様式のなかから、或る程度の共通性を見出すこともできます。 続きを読む


ロマン主義の音楽(2)一般的特徴

西洋音楽史、ロマン主義の2回目です。

1.根源的な芸術としての音楽

ロマン主義時代においては、様々な芸術の中で、音楽が最も根源的な芸術であるとされました。というのも音楽は、当時、非物質的だと考えられていた音という素材を用い、具体的なものの描写から最も遠い芸術であるから、他の芸術よりも無限なるものの表現に適している、と考えられていたからです。

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ロマン主義の音楽(1)概要

今回からロマン主義の西洋音楽を取り上げます。

1.ロマン主義の語源と意味

1−1.ロマン主義の語源

さてそもそも、ロマン主義 Romanticism とはどういう意味でしょうか。  続きを読む


古典派の音楽(10)まとめ

西洋音楽史、特に古典派についてのまとめです。目次として使用していただければと思います。

古典派の音楽(1)概要
今回から古典派の西洋音楽を取り上げます。 さて、前古典派でも少し述べましたが、古典派とは一体、どのような時期を指して古典派と称されるの...

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古典派(9)べートーヴェン: 作品と生涯 その2 ウィーン時代

古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回のエントリーでは、この3人のうち、ベートーヴェンのボン時代について取り上げました。今回は、同じくベートーヴェンのウィーン時代について取り上げます。

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古典派の音楽(8)べートーヴェン: 作品と生涯 その1 ボン時代

古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回のエントリーまでで、ハイドンモーツァルトを取り上げました。今回から、ベートーヴェンを取り上げます。 続きを読む

古典派の音楽(7)モーツァルト: 器楽曲

西洋音楽史、古典派の7回目です。古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回のエントリーでは、この3人のうちモーツァルト、特に彼の声楽曲について取り上げました。今回は、モーツァルトの器楽曲を取り上げます。 続きを読む




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