「 Wolfgang Amadeus Mozart 」一覧

音楽人類学で読み解く西洋音楽の「ローカル」な特性

西洋音楽史における作曲家たちの生涯や作品分析は、多くの学術書で綿密に掘り下げられています。しかし、これらの音楽が生まれた文化的・社会的な背景については、従来の音楽史研究ではあまり深く触れられてこなかった部分があります。この点において、音楽人類学は新たな視点を提供します。音楽人類学は、音楽を単なる芸術の形式としてではなく、それが生まれ育った文化の一部として捉えることを促します。では、このアプローチは具体的にどのような洞察をもたらすのでしょうか? 吉岡政憲 「音楽史・音楽学・人類学: 西洋音楽史研究としての音楽人類学」(2024) を参考にこの点について検討します。

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哲学系の事典で「音楽」はどう論じられているのか?: 『哲学事典』(平凡社)「音楽芸術論」のノート

音楽は哲学的にどう議論されているのか、あるいは議論されてきたのか。その大枠を捉えるために最も有効な手段のうちの1つが、「事典を調べる」でしょう。ということで、様々な哲学・思想系の事典で音楽に関する項目をノートをつくってみることにしました。調べてみるとけっこうでてくるものですね。事典ということで、1つ1つの項目のボリュームが大きいので、内容をかいつまんでの紹介になります。 続きを読む


踊るための音楽は明快?

田村和紀夫『音楽とは何か ミューズの扉を開く七つの鍵』(2012年、講談社)「第4章 音楽はリズムである」のノートです。なお、当エントリー中の引用部分は、特に断りのない限り同書からになります。以下も参考にしてください。

さて、前回のエントリー「音楽史と舞踏史」では、「舞踏史は音楽史以上に正確に記述することが難しい。しかし、中世にも踊るための音楽は存在した」という説明をみました。今回のエントリーはその続きです。

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ロマン主義の音楽(1)概要

今回からロマン主義の西洋音楽を取り上げます。

1.ロマン主義の語源と意味

1−1.ロマン主義の語源

さてそもそも、ロマン主義 Romanticism とはどういう意味でしょうか。  続きを読む


古典派の音楽(10)まとめ

西洋音楽史、特に古典派についてのまとめです。目次として使用していただければと思います。

古典派の音楽(1)概要
今回から古典派の西洋音楽を取り上げます。 さて、前古典派でも少し述べましたが、古典派とは一体、どのような時期を指して古典派と称されるの...

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古典派の音楽(7)モーツァルト: 器楽曲

西洋音楽史、古典派の7回目です。古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回のエントリーでは、この3人のうちモーツァルト、特に彼の声楽曲について取り上げました。今回は、モーツァルトの器楽曲を取り上げます。 続きを読む


古典派の音楽(6)モーツァルト: 声楽曲

西洋音楽史、古典派の6回目です。全体の目次はコチラ

古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回は、この3人のうちモーツァルト、特に彼の生涯について取り上げました。

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古典派の音楽(5)モーツァルト: 生涯

西洋音楽史、古典派の5回目です。古典派とは、ハイドン Franz Joseph Haydn 、モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart  、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven の3人を指し、より厳密には彼らの活躍した時期でも1780年〜1820年を指します。前回のエントリーまででは、この3人のうちハイドンを取り上げました。今回から、モーツァルトについて取り上げます。先ずは彼の生涯からです。 続きを読む




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