「 美術 」一覧

『スラブ叙事詩』への長過ぎる印象: ミュシャ展について

ミュシャ展を鑑賞してきましたので, 簡単なレポートです. ミュシャ展は日本で何度も開催されているので, 日本で観られるのはそれほど珍しくない, という印象がありますが, 今回は「スラブ叙事詩」が来日する, ということで, これは是非とも鑑賞したい! ということで, 国立新美術館まで足を運びました.

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松井冬子展 世界中の子と友達になれる

2012年3月10日、横浜美術館にて『松井冬子展 世界中の子と友達になれる』を鑑賞した。

当展覧会は、松井冬子の公立美術館での初めての大規模な個展である。代表作に加え、制作過程の下絵、デッサンなどが展示され、2011年までの松井冬子の集大成とも言える展覧会だった。以下に、印象に残った作品についてのメモおよび、全体的な感想を述べる。 続きを読む


ヘンリー・ダーガー展

2011年4月24日、原宿ラフォーレミュージアムにて、『ヘンリー・ガーター展』を鑑賞した。当展覧会は、ヘンリー・ガーター『非現実の王国』の原画展である。各作品に展示番号が付いていなかったため、以下では、全体的な展覧会への感想を述べる。

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没後120年 ゴッホ展

2011年11月3日、国立新美術館にて『没後120年 ゴッホ展』を鑑賞した。当展覧会は「1.伝統」、「2.若き芸術家の誕生」、「3.色彩理論と人体の研究 – ニューネン」、「4.パリのモダニズム」「5.真のモダンアーティストの登場 – アルル」、「6.さらなる探求と様式の展開 – サン・レミとオーヴェール・シュル・オワーズ」の6部構成であり、画家ゴッホの芸術家としての成長の軌跡を辿る構成であった。あいにく、人出の多かったため、ゆっくり鑑賞というわけにはいかなかったが、以下に印象に残った作品についてのメモを記す。

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