「 NEW MUSIC 」一覧

フリージャズとエレクトロ・ノイズの融合、Moth Cockの最新作『HousLive』

Moth Cock が新作『HausLive 3: Chicago Twofer』(2024)を 7 月 19 日にリリース。本作は、シカゴのDIYスペースで行われた二つのライブパフォーマンスを収録したエネルギッシュなライブアルバムです。このEPは、カセットテープ、ダブルCD、およびデジタル形式で発売され、リスナーに彼らの独自のサウンドを届けます。

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生命誕生の奇跡を祝う前衛ジャズ:Carlos Niño & Friendsの『Placenta』

Carlos Niño & Friendsによる最新アルバム『Placenta』(2024)が、5月24日に International Anthem レーベルからリリースされました。このアルバムは、Carlos Niñoが父親としての再生の経験からインスピレーションを受け、家族、出産、生命の奇跡をテーマにした壮大なコンセプトアルバムです。

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Jazz と Folk の融合: 新作『The Modern Jazz and Folk Ensemble』で魅せる Sean Khan の音楽探求

Sean Khan が最新アルバム『The Modern Jazz and Folk Ensemble』(2024) を AciでJazz Records から 5 月 24 日にリリース。このアルバムは、1960年代後半から1970年代初頭のフォークリバイバルのエッセンスを巧みに再構築し、ジャズの洗練されたアレンジと融合させた壮大な作品。Sean Khanの卓越したサックス演奏と豪華なゲストボーカリストたちが織り成すこのアルバムは、まさに音楽愛好者必聴の一枚です。

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ジャマイカ女性シンガー Shenseea の新作『Never Gets Late Here』はインターナショナルなコラボが積極的な意欲作

ジャマイカの人気アーティスト、Shenseeaが5月24日に待望のセカンドアルバム『Never Gets Late Here』(2024) をリリース。このアルバムは、彼女の音楽的な多様性とインターナショナルなコラボレーションが特徴。

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Flower Face 、新曲「Cat’s Cradle」で紡ぐ執着と愛の微妙な狭間

カナダ、モントリオール出身のゴス・フォークソング・ライター、Flower FaceことRuby McKinnonが、心を揺さぶる新曲「Cat’s Cradle」を 4 月 5 日にリリース。この楽曲は、崇拝と執着の微妙な線に触れ、リスナーを深い感情の世界へと誘うよう。彼女の特徴的な穏やかなボーカルは、悲しみを帯びたストリングスと水のように流れるピアノの旋律と調和し、リスナーに深い感銘を与えます。

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アフリカ発のレア・グルーヴ・ファンクで魂のヴァイブスを止揚する: V.A.『Congo Funk!』

Analog Africa が贈るアルバム『Congo Funk! – Sound Madness From The Shores Of The Mighty Congo River』は、アフリカ音楽の深淵へと誘う壮大な旅です。キンシャサとブラザヴィル、二つのコンゴ首都の音楽的風景から紡ぎ出された、約2000曲の中から選ばれし14曲が、このアルバムに収録されています。

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ベネズエラからの情熱的な誘い: Sexteto Caracas『Ritmo y Sabor de Fiesta Con El』の世界

Sexteto Caracas の『Ritmo y Sabor de Fiesta Con El』は、1969年にベネズエラの小さなレーベル、Discos Dianaから発売された、このエネルギッシュなセクステットの唯一のアルバムです。サルサが国内で人気を博す中、彼らの音楽は、ガラーチャやグアグアンコーのリズムを特徴とし、リズムとパーティーの雰囲気を巧みに捉えています。アルバムは、リーダー Moisés “Ajoporro” Daubeterre の指揮の下、シンプルながらも魅力的なアレンジで、ブーガルーの熱狂の中で生まれましたが、今日ではその価値が見直され、コレクターズアイテムとなっています。

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前衛とポップが同時するジャズ・オペラ: Lucian Ban『Oedipe Redux』

(画像出典: BandCamp)

20 世紀初頭のルーマニアの音楽家、George Enescu によるオペラ『オイディプス王』が、ジャズへと解体・再構築。『Oedipe Redux』と題されニューヨークのレーベル Sunnyside Records から 5 月にリリースされます。手がけたのはトランスシルバニアのピアニスト Lucian Ban と 、アメリカのバイオリニスト Mat Maneri。

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