
20 世紀初頭のルーマニアの音楽家、George Enescu によるオペラ『オイディプス王』が、ジャズへと解体・再構築。『Oedipe Redux』と題されニューヨークのレーベル Sunnyside Records から 5 月にリリースされます。手がけたのはトランスシルバニアのピアニスト Lucian Ban と 、アメリカのバイオリニスト Mat Maneri。
続きを読むポッドキャストを中心にラップ曲を発表していた愛知の MC. G、同じく農家系ポッドキャストを発信している奈良のゲンさん、そして 2018 年に EP「Lil 農家」でデビューし昨年は「Tokyo Drift Freestyle」の農業ヴァージョン「農道 Drift」も発表した高知の Lil 農家の 3 組が、農家ラップ協同組合を結成、YouTube に第一弾楽曲「GOKOKUHOJOH」を発表しました。
続きを読む新型コロナ禍の影響で、利用者数が増加しているマッチングアプリ。
マッチングアプリをテーマにした小説や、それを原作にしたドラマも制作されるなど、クリエイターの創作意欲を掻き立てる存在にもなっていますが、マッチングアプリをテーマにしたラップがついに登場した模様。
続きを読む一度あるジャンルが流行すると、そのジャンルのテンプレートが形成されて、そのテンプレに則った楽曲ばかりになってしまうのは、音楽の流行によくあることです。それが、クラブミュージックというか、ダンスミュージックというか、分かりやすく・例えば、EDM のサブジャンルといった場合にはなおさらなんですよね。というのも、DTM が発達しているから。EDM のようなエレクトロニックな音楽ジャンルの場合、DTM 、つまりパソコンを使用して楽曲を制作するのですが、そのとき、DAW (Digital Audio Workstation) というソフトウェアを使用するんですね。この DAW は、いろいろなソフトウェア会社からいろいろな種類のものが発売されているのですが、概ね、「テンプレート」が用意されています。ヒップホップ「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、ハウス「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、そして、流行りのEDM「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、というふうに。
続きを読む2018 年、セルフ・タイトルのデビューEP『Lil 農家』が局地的な人気を集めた Lil 農家。
しばらく音源のリリースが途絶えていましたが、コロナ禍の流行に乗って Tokyo Drift Freestyle である「農道 drift」を公開しました。
現在進行形のジャズと言うと、日本のリスナーからしてみると、やはりどこか、テン年代以降は、Robert Glasperとの距離感、あるいは、Kamasi Washingtonとの距離感という観点からなかなか逃れられないでいるのではないでしょうか。
続きを読むくすんだエレキギターのコードストローク、もたついたグルーヴ、そしてアンニュイで透明感のあるボーカル。そして 8 月リリース予定のアルバム『My Favorite Shrine』からの先行シングル「Favorite Girl」は 1 分半という短さ。何から何まで完璧ですね。