「 Jazz 」一覧

ジャズ史を聴くために読んだ 13 冊: 音楽の良さをなんとなくわかるために

先日, 「「音楽の良さ」は分からないけど, 誤魔化して納得する方法はある」という記事を投稿しました

先日, こういう記事を読みまして. 自分には音楽の良さが分からない投稿者の方は, 歌詞が好きな曲 = 良い曲というのが基本で, 楽曲を構成している歌詞ではない要素についての良し悪しが分からない, 分かるとしたら,「なんかいい感じ、くらいの

だらだらと書きましたが, めちゃくちゃ凝縮して言うと, 音楽の良さをなんーとなく知るためには, 音楽史を順番に聴けばいいよ. いまはインターネットが発達してるから, 定額ストリーミングサービスで, 音楽史の本に載ってる名前を検索して 1 ページ目から聴けばいいよ. どのジャンルの音楽史を聴くかは, なんでもいいけど, クラシックがオススメだよ, ていうところです. 続きを読む



【NEW  REISSUE】両手利きのピアニストによる即興ジャズ! Borah Bergman『Left』 (  1996 ) 

Borah Bergman ( 1926 – 2012 ) は, アメリカのフリージャズ・ピアニスト. ロシア系の移民の両親 ( ともにユダヤ人 ) のもとに, ブリックリンで生まれた.祖母は,ユダヤの音楽家もしくはプレゼンター ( precentor ) で, 歌で宗教的集会をリードする「ハッザーン」でした. 続きを読む


今週の音楽オススメ & 注目記事まとめ ( 3 月 13 日 – 3 月 19 日 )

今週は, 先週よりもオススメできる記事自体は多いんですが, コレ! みたいなのはあんまないっすかね. あえて 1 つあげるとすると, サンクラとソニーの契約くらいですかね. どうなるんだ, サンクラ, このままでいてくれ, サンクラ! 続きを読む


【RECOMMEND ALBUM】女性 SF 作家 Octavia Estelle Butler へ捧げられたカオスな歌モノジャズ. Nicole Mitchell’s Black Earth Ensemble『Xenogenesis Suite』

シカゴをベースに活動するフルート奏者で作曲家の Nicole Mitchell が 2008 年にリリースした『Xenogenesis Suite』をレコメンド.  『Xenogenesis Suite』は, アメリカの SF 作家, Octavia Estelle Butler へ捧げられた作品. 続きを読む


フランスからとんでもない前衛歌モノ・ジャズが到着 The Linda Sharrock Network『They Begin To Speak』

Linda Sharrock は, 1947 年生まれのアメリカのジャズ・シンガー. 幼い頃は教会の聖歌隊で歌っていました. もともとフォーク・ミュージックやジャズに興味があったのですが, 大学でアートを学んでいるうちに前衛へ関心が向かいます. 60 年代中盤からは, Ornette Coleman をして「おそらく世界で最高のテナー奏者だ」と言わしめたサックス奏者 Pharoah Sanders と共演. 66 年にフリージャズ・ギタリスト, Sonny Sharrock ( 78 年に離婚しましたが, Sharrock 姓を現在も使用しています ) と結婚したあと, 70 年代からは, Sonny と Sanders, そして Herbie Mann らと活動しました. 最も有名なパフォーマンスは, Sonny の 73 年リリースのアルバム, 『Black Woman』でしょう. 続きを読む




【RECOMMEND LABEL】ポーランドの実験音楽を中心にリリースするレーベル, For Tune

バンドキャンプで音源を掘ってると, レーベル単位でイイ! のがあって出会って, 楽しいっすね. たとえばわたしがバンドキャンプで発見して好きなのは, わかりやすいところだと, ニューヨークのジャズ・レーベル, Sunnyside とか, 東京のダブ・レーベル, Dub Store Records とか. わかりにくいところで言えば, ウェールズのインディー系レーベル, AFIACH とか, ボルケンのジャズ・レーベル, Destination: OUT store とかですね, 挙げればキリがないんですけど. 続きを読む



【スポンサーリンク】
スポンサーリンク