「 楽評 」一覧


Miles Davis 《Bitches Brew》

サイケデリック・ジャズ・ファンク。 全体的に危ない雰囲気を醸し出している、音響も音律もパーフェクト。 でもちょっと長い。 もっと1曲が短かかった方が良かったのでは、と思う。

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May.J 《Family》

Sugar Soul の往年の名曲、〈Garden〉のカバーが秀逸かつクソという、完全に分裂したもので、それが聴きたくて買ったのですが、ほかの曲がいかんせん全部クソ。「楽曲」はクソだけど、May.Jの歌声は形容し難く素晴らしい。  続きを読む




坂本龍一『Out of Noise』

  • 坂本龍一《out of noise》

あえてジャンル分けするとエレクトロニカなんだろうけど、My Space に無数にあるような、 鼻くそほじりながらマウスでペペペと音並べて作られたような、ジャンク音楽とは明らかに一線を画している、という印象です。それは坂本龍一の「音律」に対する膨大な知識がそうさせています。 続きを読む


Black Eyed Peas『The E.N.D』

  • The Black Eyed Peas – I Gotta Feeling

ポップミュージックの定義は非常に難しい。

「ポップ・ミュージックは地域性を失った民族音楽である」、というポップミュージックについての定義がある。でもこの定義は、考え直す必要があるだろう。というのも、地域性のない都市から発生した(だから、ポップミュージックの範疇であると考えられる)アンダーグラウンド音楽の中には、「ポップ」であると言い難い音楽があるからだ(「ポップミュージック」という言葉と「ポップ」という言葉の関係は、とりあえず別の機会に譲る)。 続きを読む


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