ジオシティーズが… 終わってしまう… このままでは… 高校の頃にしたためていた音楽レビューが消えてしまう… なんとか救出しないと… とあたふたしていたのですが, パソコンを検索したら出てきました! ということで, せっかく発見したので,「さよなら, ジオシティーズ」と題して, 過去に書いた音楽レビューをこのサイトへ転載することにしました. 先ずは, 「2001年CDアルバム総合ランキング」! 懐かしい! 文章はほぼそのまま!
ではどうぞ…!
2001年CDアルバム総合ランキング トップ34(中途半端)
1.POINT / CORNEILUS
まさに21世紀型ポップス、第1号。これを聴いて初めて、21世紀になったんだな、と感じた一枚。すべての無駄を省き、音楽を楽しむにはこれでいいんだよ、と言われた気分になる。文句なし、No.1!!
2.99-00 / NYANTORA
常に新しい形を追い求める、スーパーカーのVo.、ナカコーのソロワーク。日常によりそってきそうな音楽。少しだれる暮らしの、最高のBGM。
3.AMNEISIAC / REDIO HEAD
名作。すごい高いところから降ってくる、得体の知れん不協和音群。しかし、質はずば抜けて高い。REDIO HEADにしか、成せん業になっている。前作「KID A」から、わずか8ヶ月という期間で発売された、姉妹盤のような作品。
4.LILY OF DA VALLEY / Dragon Ash
ヒップホップ、パンク、洋楽、邦楽・・・、全ての音楽の方を一気に飲み込んでしまった、究極のミクスチャー的な作品。でも、その底に絶えず流れているのは、揺るぎなきロックの炎。特に、「百合の咲く場所で」は必聴。
5.呼吸 / Lily-Chou Chou
岩井俊二監督の映画、「リリィ・シュシュのすべて」での、架空上のミュージシャン。作曲は小林武史、Vo.はSalyu。
小林武史の独特の世界観と、Salyuのアンニュイだけど、心臓のいちばん恥ずかしいところを優しく逆撫でされるような、これまた独特な声が、すごくいい具合にシンクロしている。アレンジは、My Little LoverやMr.Childrenをよりコアにした感じです。
6.COPY / Syrup 16g
RADIO HEADが「KID A」を発表して以来、ロックにおけるギターへの意識が、ネガティヴに変わったように思える。しかし、このAlを聴くと、やはりギターあってこそのロックだ、と再確認してしまう。アルバムの雰囲気はどうしようもなく退廃的なのに、その中にすごく美しいものがあるのは、ギターが美しく鳴っているからだ。僕はそこに、なぜか現代日本のリアルを感じてしまう。
7.transition / 山崎まさよし
湿った感じと、乾いた感じが、見事に同居したかのような雰囲気を持っている。
8.ROTTEN APPLES / SMASHING PUNPKINS
ベスト盤に対する評価は基本的に小さいんだけど、これは別です。未発表曲がたくさん入っているから(?)。
9.WARP / JUDY AND MARY
ラスト・オリジナル・アルバム。「最高にいいAlができたから、解散するよ」そんな爽やかな言葉を残し、彼(彼女)らは、それぞれの別な道についたのでした。Alとしての完成度は、高いとはいえないけど、1曲1曲に込められているスタンダードな魅力が、心に響く作品。
10.CAR SONGS OF THE YEARS/奥田民生
車の曲ばかりを集めた、ベスト盤。新曲4曲、なんとも半端。次の作品までの時間稼ぎだとか。仕事をサボった日などのドライブに、◎。
11.宙の淵/fra-foa
椎名林檎の登場以来、このように情熱入ってる女性アーティストは次々とシーンに姿を現し、次々と「もどき」の称号を与えられてきた。が、fra-foaは、違う。バンドだから?そうじゃない。彼(彼女)らの鳴らす音の一つ一つは、正しくそれの「生」そのものをぶつけられているようだ。それゆえ、聴く度に、とても疲れる。しかし、だからこそ名盤なのだ。
12.アラベスク / 映画「リリィ・シュシュのすべて」サウンドトラック
DEBBUSY、良いです。ちゃんとクラッシックを聴いてる人に、「何を今さら」と言われるかもしれませんが。
13.マドリガル / CHARA
決して新しい何かが施されているわけではない。ただ、CHARAという小さな女の子が作り上げた、夢想の世界へと連れて行ってくれる。それだけで、じゅうぶん気持ち良くなれる。
14.深緑/AJICO
BJCは嫌いだったけど、これは聴ける。こいつらは、この世界を、本当に完璧に創りあげてしまっている。他の人間を簡単には受け入れないような。だからこそ、入ってしまったら、とても深い緑の中から抜け出せんことになるだろう。
15.感受性応答セヨ / eastern youth
音の一つ一つが、すごくはっきりしていて、これを聴け!!という空気が、ビシビシ伝わってくる。そして今まで以上に、吉野寿の生々しさが表れている。
16.ブルー / hal
そのタイトル通り、Al全体を包むのは、とても澄んだ、青い空気。そして、水。それほど淋しいわけでもなく、むしろ、聴いててとても気持ち良い。夕暮れ、海辺、ひとりきり、そんなときに聴きたいAl。ジャケットも、◎。
17.“Hello” / mo’some tonebender
演奏も歌も決して上手いとは言えないが、そのバンドの魂をそのままぶつけてくるだけの、力を感じる。こういうバンドがたまに出てくるのが楽しみで、音楽を聴いているのかもしれない。
18.満ち汐のロマンス / EGO-WRAPPIN’
現代によみがえる和田アキ子(まだ生きてるっちゅうに)。Vo.(名前忘れた)を聴いたとき、そう思った。もちろん楽曲も良い。セクシー&セクシーです。エロい(あくまで雰囲気が)!!
19.Mr.Children 1996-2000 / Mr.Children
Mr.Childrenのベスト。名曲のみ☆
20.CHAMBERS / Steady&Co.
「Only Holy Story」が名曲すぎて、他のがね....
21.けものがれ、俺らの猿と / サントラ
原作・町田康、監督・須永秀明(それ故、DAのkjも友情出演!!)、主演・永瀬正敏、な、映画のサントラ。ミュージシャンも、かなり豪華―――→Number Girl、PEACE PILL、ゆらゆら帝国、etc...とても濃い。かなりロック。こういうサブカル系が好きな奴には、たまらんと思う。あと、好きな俳優を、「浅野忠信と永瀬正敏」と言う奴は、能がないと思う。
22.4 FORCE / Every Little Thing
4枚目ということで、このタイトルらしい。一時期のようなセールス面での勢いはなくなったが、Vo.持田香織が作詞、作曲を始め、決して、「年に1枚、出すから、出す」な作品ではない(多分)。
23.A BEST / 浜崎あゆみ
宇多田ヒカルの「Distance」と、チャート争いをした作品、では、済ましてはいけない。実際、彼女の書く詞は、とてもグロクて、訊いててとてもだるいし、最近は作曲もはじめ、ベスト盤を出して終わり、の雰囲気も、皆無だ。商業主義?それを超える力が、絶対にある、あゆには。
24.Vespertine / bjork
すごくきれいなんだけど、bjorkの地球代表級の声と、サウンドの世界観が、あまりシンクロしてないと思う・・・のは、僕だけ?
25.歌時記 ~二人のビッグ(エッグ)ショー篇~ / ゆず
前のライブ盤の方が良かった。でも、「飛べない鳥」や、「心のままに」が、アコースティックVer.で聴けるのは、良い。
26.THE ROSE GOD GAVES ME / Sads
音はすごくかっこいいんだけど、アルバムとして考えたとき、もっと出来たのでは?と、思う。
27.Los Angels / the brilliant green
初めて作り手が牙を剥いた一枚。ロックしてます。
28.gobbledygook / 川本真琴
約3年ぶり、2枚目。外国じゃ、これくらいのインターバルは普通なのに、日本じゃ通用せん。これが日本のダメなところだよなぁ。3年前の、痛々しい青春を綴った作品ではなくなったけど、すごく音楽を鳴らしている、いい作品だと思う。
29.Every Ballad Songs / Every Little Thing
Every Little Thingのベスト盤。この時期に出した意味がわからん。回答を求む。
30.Mr.Children 1992-1995 / Mr.Children
Mr.Childrenのベスト盤。通称「肉」。
31.THE GREATEST HITS / LOVE PSYCHEDELICO
これ、外人が聞いたら、すごいださい歌詞に聴こえちゃうんだろうなぁ。確かにカッコいいけどさぁ。そんなことないかなぁ。
32.DEEP FOREST / Do As Infinity
・・・・・。
33.NEW WORLD / Do As Infinity
・・・・・。
34.PREECHO / OVERROCKET
DUKE高知店さんへ。OVERROCKET、全然田中フミヤと関係ないです。今度から、気を付けてください。