さよならジオシティーズ: 過去記事一挙転載!(2)2002 年 CD アルバム総合ランキング

ジオシティーズが… 終わってしまう… このままでは… 高校の頃にしたためていた音楽レビューが消えてしまう… なんとか救出しないと… とあたふたしていたのですが, パソコンを検索したら出てきました! ということで, せっかく発見したので,「さよなら, ジオシティーズ」と題して, 過去に書いた音楽レビューをこのサイトへ転載することにしました. 2 回目は, 「2002 年 CD アルバム総合ランキング」! 懐かしい! 文章はほぼそのまま!

ではどうぞ…!

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2002 年 CD アルバム私的ポール

さて、今年もやってしまいました。

2002年、CDアルバム、私的ポール。

今年もたくさん音楽を聴いてきたけれど、振り返ってみると...、

音楽って、別にそんなに俺の中では大切でなくなってきている、

ということ。

そして、今まで俺が音楽性の高いものだと思って聴いていた音楽は実はそんなに音楽性が高くはない、ということがわかってしまったこと。

ただ、ここで誤解して欲しくないのは、別に俺は音楽性が高ければそれを好んで聴く、というわけではない。

わかりやすい音楽、十分ケッコウ。

ちなみに、上位10枚以下はほとんど適当に順位をつけました。

その適当さは下に行けば行くほど酷くなっていきます。

今年の自分内傾向としては、テクノの隆盛。

踊れるものから音響系まで。

芸術と科学は一心同体。

科学の進歩が芸術の進歩に繋がる!!

そう知った俺は、不自由なロックを捨てて、自由な音楽=テクノのが奏でる音の洪水に、目を閉じる感覚で身を投じまくってた。

1.『Crown of Fuzzy Groove』 / 山本精一

音響系アングラアーティスト、山本精一が、自ら、真のファーストアルバム、としてリリースした意欲作。

テクノ的なのに、大部分が生音で(この時点でテクノではない気がするけど)、演奏もほとんどを山本精一一人がこなしたそうだ。

しかも切り貼りなどの編集作業を一切行わず、一発録りでパーカッションの細かいタイミングまでこだわった徹底ぶり。

それにもかかわらず、圧倒的な構成力。

制作に5年を費やされたという今作は、5年前から制作されたとは思えないくらい未来的で、ある意味、普遍的である。

テクノを好んで聴く人にわかりやすく説明しようとすると、

ETHNIC×ANBIENTが混ざり合い、でも決して重たくはなく、むしろ疾走感に溢れてて、そして壮大なサウンド、

といったところだろうか。

透明で有機的な音の粒子が、光速の速さを帯びて、聴き手を向こう側にトリップさせてくれる。

2002年で、イチバン、聴いてよかったと思えた作品。

2.『E』 / 奥田民生

奥田民生いわく、

「ツアーに廻るためにつくった。だからほとんど適当」。

ゆえに素晴らしいほどロックが鳴らされている、傑作である。

キャリアと力の抜き具合いが、ロックという枠組みに濃密に注ぎ込まれていて、聴く者にロックとはこれである、まざまざと見せ付けてくれる。

昨今のロックンロールルネッサンスの最高傑作は、欧米のルーキーの勢いからではなく、日本のベテランロッカーのいい加減さから生まれた。

なんとなくロック離れをしていた俺を、しっかりロックに引き戻してくれたアルバム、2枚目(1枚目はもう少し下に出てきます)。

3.『IT’S A WONDERFUL WORLD』 / MR.CHILDREN

MR.CHILDRENが、自分たちのつくってしまったバンド物語とは関係なく、本当に素晴らしい音楽とは何か、をただ追求して制作した、デビュー10周年記念盤。

そこに並べられたポップな楽曲群は、万人の心に響くものでありながらも、決してリスナーに媚を売っただけのものではない。

良い作品とは何か。

その定義を言葉で説明しようとしても無駄である。

具体的に良い作品が完成したなら、それが良い作品なのだ。

そしてこのアルバムはそんなアルバムである。

4.『NUM HEAVYMETALLIC』 / NUMBER GIRL

惜しくも11月のツアーを最後に解散してしまった、日本で唯一日本を表現しながらロックを鳴らすことのできたバンドの、事実上のラストアルバム。

しかしこの作品を最高傑作と呼ぶにはまだ早いような気がする。

この次を聴きたかった。

この作品は、ロックを日本にした最初の作品であり、実験的という意見もある。

おそらく次のアルバムはその、日本のロックというジャンルを上手く昇華させたさせたものになるものだっただろう。

このアルバムももちろん聴き応えはたっぷりあるが。

ちなみに、なんとなくロック離れをしていた俺を、しっかりロックに引き戻してくれたアルバム、1枚目。

5.『THE WINTER ALBUM』 / the brilliant green

今年最後にいい音楽が聴けました。

すごくスタンダードなロックなんだけど、その普通さが聴き手の心に寄り添う。

トミーのヘタウマな(はっきり言って音痴)Vo.にもさらに磨きがかかってよろし。

なんか、あえてここら辺の順位に持ってきたかった。

音楽性の高さとしてはこれ以降のテクノ系の方が全然高いんだけれども。

心に響いた音楽ということで。

6.『JOURNAL FOR PEOPLE』 / 高木正勝

とても純粋で透明な音が最小限の要素となって、音楽を鳴らしている。

電子がとてもあたたかみのあるものとしての、証明がされているアルバム。

インストだけど、とても聴きやすいです。

7.『RAINBOW』 / 浜崎あゆみ

今年の頭に出された『I am...』は表現することの楽しさの幅を音楽にまで広がり、旋律までもが詞のような悲しさ、寂しさに溢れた初期衝動の塊だった。

だから初期衝動のお約束であるバンドサウンドが際立っていて、すごく聴いていて恥ずかしかった。

そしてそれがすごく素晴らしい作品だった。

このアルバムではその表現に対する衝動は上手く昇華されている。

だから、もうバンドサウンドである必要はなく、ほとんどがプログラミング。

前作が個を描いたものなら、今作では完璧な和を成している。

明るい曲も多いよ!!!!!!!!!!(この文章は、全部のアルバムの一番最後に書きました)

8.『DJ MIX 1/2 〔MIX.SOUND.SPACE〕』 / 田中フミヤ

フロアの緊張、そしてそれからくる快楽、

その二つがとても重みのある塵となって、CDに詰まってる。

聴いてるだけでゾクゾクしてくる作品。

9.『PRISMIC』 / YUKI

”PRISM”は結局、自分の中で今年のベストソングだった。

優しくて、優しい。

こんなに優しい曲で、好きになれる曲は久しぶりだった。

そんな優しさと、攻撃性と、実験性が随所に溢れているアルバム。

10.『無色』 / 上原あずみ

倉木麻衣と同じレーベルで、詞は自作で・・・、つまり。なんちゃってアーティストである。

音楽性は全然高くない。

歌はむしろヘボイ方だ。

そこら辺にいる女の子のようなロリータ的甲高い声で、私は迷える女の子~な歌詞を熱唱。

そして聴いている俺の守ってあげたいヴォルテージはMAXに!!!!!!!(以下省略)

11.『AUDIO SPONGE』 / SKETCH SHOW

テクノは、それまでのテクノよりも進化した形のテクノを鳴らすことに、その素晴らしさを追求する音楽だ。

少なくても、俺の場合は(←少なすぎ)そうである。

しかしこのアルバムのテクノは、直球勝負のこれぞテクノ!!なものに仕上がっている。

とても鋭くて、でもすごくリラックスできてしまえるアルバム。

12.『WIRE02 COMPILATION』 / V.A

今でも、今年の夏の最後の日を忘れることはできない。

フロアからロビーにもれるビートが耳に入ったときから、衝撃、快楽、疲労、そして快楽の連続だった。

そんな日本最大の屋内レイヴのコンピ盤。

聴きやすいトラックあり、ハードに踊れるトラックあり、になってて、非常にカッチョエー。

13.『8 teeth to eat you』 / cursive / eastern youth

極東のロック侍、eastern youthと、すまん、詳細は知らんがアメリカのロックバンド、cursiveによるスプリット盤。

eastern youthの前作(感受性応答セヨ)は整理されたアレンジにあまりピンと来なかったが、

このアルバムのeastern youthは良くも悪くも雑さを取り戻している。

その雑さが聴き手の胸に「お前は生きているか????」と暴力を振るう。

感涙。

そしてcursive。

メロコアのストレスフルなサウンドに鋭いヴァイオリンが加わり、非常に前衛的だがメロコアオリジナルの迫力も持ち合わせている。

14.『HIGHVISHON』 / スーパーカー

透明色のシンセがとても印象的な作品。

ロックかエレクトロニカか、といえば8:2でエレクトロニカ。

この作品も良いが、エレクトロニカの世界にはもっと素晴らしい音楽家がいる。

かといって、目立ってSUPERCARらしさが感じられたわけでもない。

何だか普通のエレクトロニカルアルバム。

部屋で流す分には最適。

15.『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』 / GLAY

『HEAVY GUAGE』から『ONE LOVE』にかけて、GLAYの持つストレスは凄まじいものだったようだ。

ミュージシャンは多くの場合、ストレスフルな時期を上手く乗り切ることができれば、それ以降の作品はより深みが増す。

このアルバムはそんなベテランバンドになるための通例儀式の後の作品である。

GLAYの場合のストレスとは、商業バンドとして見られている、ということだ。

そのストレスをバンドのうちに消化し、ポップというスタイルの音楽を追求した、ただただスケールの大きい、感動のアルバム。

16.『TRUE』 / 中島美嘉

危ういバランスで保たれているすごくアンニュイな声。

その声だけで男は何杯でもおかわりできます☆★☆

曲をもっときちんと書いてやれよなぁぁぁとか思う。

17.『唄ひ手冥利』 / 椎名林檎

世紀末を刹那的に唄い上げ、新世紀とともに産休に入ったリンゴ姫の復活カヴァーアルバム。

いろいろなリンゴ姫の声色が聴けて、とても☆☆☆な一枚。

しかしイチバンやられたのは、「亀パクト」の7曲目、「木綿のハンカチーフ」の女性パートの松崎ナオの声の艶☆★☆

18.『100s』 / 中村一義

中村一義が非常に楽しそうに音楽をしているということはびしびし伝わったけど・・・、

アルバム単位では好きになれなかった。

19.『三日月ロック』 / スピッツ

スピッツがただのスピッツだった分、物足りなさを感じた。

このアルバムも好きな曲は何曲かあるがけど・・・。

20.『THE WORLD IS MINE』 / くるり

くるりはVo.があまり好きくなくて、聴いてなかった。

が、あまりにも周りの評判がいいし、先行シングルが自分としてもけっこう耳に残る感じだったから、レンタルして聴いた。

声以外は申し分ない。

結果的に先行シングルはけっこう耳に残る感じから、かなり好きランクまで上がった。

基本的にはロックのスタイルをとりながら、そこから拡大されていく音の世界はほぼ無限大。

21.『泥棒』 / UA

表題曲の”泥棒”は、はっきり言って怖い。

サビの部分で、UAの曇った声が〈泥棒〉と発音されたとき、

恐怖映画を見ている最中の後ろに誰かいるのではないか的で、しかしとてもぬくもりのある恐怖が背中を覆う。

そして一昔前の暗いタッチで描かれた悲しい絵本を思い出した。

きっとその絵本を今の自分が読めばただ悲しい、だけで終わるのだろうが、幼い頃の自分は言い様のない恐怖と不安を覚えた。

そしてこのアルバムを聴くと、そんな恐怖と不安が甦ってくるのだ。

全体的にウッディな音で荒く録音されているが、とても繊細な世界を持っている。

22.『NOON RECORDS COMPILATION VOL.1』 / V.A

非常にいい感じです。

あまり聴いてないけど、ぱっと聴き。

23.『LIFE』 / THE ELEPHANT KASHIMASHI

都市の優しさが溢れたロックアルバム。

24.『PING PONG』 / ST

友達に借りました。

映画は観てません。

25.『ROCK AND ROLL HERO』 / 桑田圭祐

この人の幅広さには脱帽します。

“どん底のブルース”が好き。

フェイクでもどうでも、いい曲はいいのです。

次点『EVIL HEAT』 / PRIMAL SCREAM

紫色の暴力がロックしてる感じ(ごめん、適当で)。

次点『COME WITH US』 / The Chemical Brothers

うーん、いまいちピンと来なかった。

“It’s Begun in Africa”が好き。

なんやかんやで最近、民俗音楽っぽいサンプリングって流行ってるの??

俺はけっこう好きだからもっとガンガンやってほしい。

なんなら全部、民俗音楽的な感じのやつをつくってくれといいたいし、俺はつくってみたい。

次点『US』 / 坂本龍一

後期のピアノの作品が好き。

次点『ELEPHANTISM』 / 坂本龍一

アフリカ民族音楽特有の高揚感が!!

ではなく、割と落ち着いててゆったりとした作品。

次点『DEEP RIVER』

前半はけっこう評価高かったんだけど、そのうち聴かなくなっちゃったし。

次点『MADE IN Hi‐High』 / Chacorl Filter

“Brand New Myself”は個人的にかなりスマッシュヒット。

Vo.の人もユウゾウて言う名前なんだって。

次点『RIGHT ON』 / West Bam

最近また聴き始めて、少しずつ好きになってきてる。

テクノ。

次点『coup d’Etat』 / Syrup16g

たまに聴いてはいるのだけれども。

こういうギターロック系は最近では全然、良いとは思えなくなった。

所謂シモキタ系。

次点『ハイヌミカゼ』 / 元ちとせ

イッパツヤになっちゃうのかなぁ。

すごくもったいないなぁ。

でもこの人は地元で観光に来た人とか、地区の集まりとかで歌う、すごく才能がこんな小さな島にいたんだ??的な活動がイチバン似合ってるんじゃないかなぁ、

て思ったり、思わなかったり。

次点『KYU-BOX.』 / 大正九年

なんかへぼいアイドルの曲っぽくてやだ。

まだカントリー娘。に石川リ華の方が良ろし。

あの曲えいね。

バイバイ本気で私のこと大切だった人~

安っぽさがね。

次点『RETOX』 / アーティスト名不明

こういうの、ジャンル、何って言うの??(アンビエント)ふーん、これがアンビエントか。雰囲気音楽ね。

でもこれはあまり好きくないです。

渋谷の外資系レコ屋で買ったんだけど、全然高揚感的なものがない。

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