「 音楽批評 」一覧

分析的聴取と美的体験: 音楽批評の新たな地平

音楽を聴く行為は、ただ楽しむだけでなく、演奏や作品に対する深い理解を促進するものです。しかし、音楽批評の分野では、どのようにしてこれらの体験を評価し、表現するかが常に問題となっています。「分析的聴取」と「美的体験」とは、音楽批評においてどのように結びつくのでしょうか?このブログ記事では、「Analytical Listening and Aesthetic Experience in Music Criticism」(2024) という論文に基づき、この疑問に対する新たな視角を探求します。

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ChatGPT 4 に音楽評論を書いてもらう

最近、音楽を改めてたくさん聴きたいと思い、20 世紀の名作をサブスクで聴いています。

できれば年代順に聴きたいので、自分の要望にかなうようなプレイリストがないものか、と、最初、探してみたのですが、気に入るものはありませんでした。

また、Web 記事にもありませんでした。

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音楽ブログの始め方

4 月 1 日, 新年度のスタート, ということで, 何か新しいことを始めようとする人のための, ヒント的なものになるような記事を書けないかなー, て思ってたんですけど.

これから音楽について, 何か web で発信しようとしている, まあ, いちばん手軽なのがブログになるかと思いますが, そういう人に向けて, 簡単な, どうやって始めるか, 的な記事を書くことにしました. 続きを読む


ミュージシャン以外が書いた, 超・具体的な音楽批評 7 選

ぼくのりりっくぼうよみのツイートに端を発する一連のやりとりの togetter をみて,

ミュージシャンサイドにだいたい同意しつつ, でもそれは相当ピュアな理想でそれを実現するのはかなり困難ななのではないか, と思っていたところです. 続きを読む


『ユリイカ』の「日本語ラップ」特集にはガッカリです

こういう前置きをするのは好みではないのですが, いちおう, なんか怖そうな ( めんどくさそうな ) 界隈に向けての文章になるかもしれないので, いちおうしときます.

これから書かれる文章は, 喩えるなら,「ちょっと美味しい味噌ラーメン食べたくて, こだわってそうな昔ながらそうなラーメン屋に入ったら, 味噌ラーメンがおいてなくて, 仕方なくしょうゆラーメンとか, 餃子とかチャーハンとか頼んだけど, 腹減ってたから. 不味かった. かろうじて餃子の盛りつけ方が面白かった」ていう感じです. しかもこのラーメン屋 =『ユリイカ』はけっこう評判がいい. 続きを読む


【音楽書 近刊】宮澤 淳一 ・横井 雅子・白石 美雪『音楽論』

グールド関係の翻訳のほか, マーシャル・マクルーハン, カナダ文学, ロシア文学など幅広い分野をカバーする宮澤 淳一, ハンガリー音楽を中心とした研究者の横井 雅子, そしてケージを中心に現代音楽を研究している白石 美雪の 3 人による音楽書, タイトルも直球の『音楽論』が,  3 月に発売予定. 武蔵野美術大学出版局から.

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「音楽について「書く」ということ」への非完結的・非学問的な後書

えー、1月2日付けの本サイトの記事、つまり、正月にモチ食って半分酔っぱらってぐだぐだ書いたエントリーがですね、なんと! ワタシのような音楽ライターとか批評家とかそういう人間でない在野の音楽愛好家のブログにしては珍しく! 普段は1日50〜100程度・・・、1ヶ月の PV が2000にいくかいかないか・・・、という超・過疎サイト(笑) なんですけれども! はてなブックマーク50以上! Twitter でも100近くの tweet! そして 1000 PV超え! ということでですね、非常に多くの方に読んでいただいておりまして、大変嬉しく思っております。tweet に関してはワタシが RT しまくっておりますので、半分はワタシ( @xngyz )なんですが(笑) ですので、はてブして下さった方。と、Twitter でつぶやいていただいた方。というのはだいたい同じくらいの数なのかなあ、っという感じです。 続きを読む


音楽について「書く」ということ

新年1発目の記事があまりにもアレな内容でしたので(笑)、ちょっと2発目はマジメ路線でいきたいと思います。テーマは音楽と言語。ちょっとデカ過ぎですか(笑) G・トラシュブロス・ゲオルギアーデスによる同名の著作(『音楽と言語 (講談社学術文庫 (1108))』)もありますが。まあでも、全く文献的裏付けのないままに、思いつくままに、あ、アレですね、エッセー的な感じでですね、書きますので。気軽に読んでいただければと思います。 続きを読む


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