さて、『~ 古楽のすすめ』「十一章」では、「忘れ去られた音楽」という表題で、中世からルネサンス、バロック時代の「民間」の音楽がテーマになっています。この時代の「民間」の音楽はほとんど存在していない。しかし、「ほとんど」なので、なかには中世からルネサンス、バロック時代の「民間」の音楽であっても、残っている場合があります。
「 金澤正剛 」一覧
古楽とポピュラー音楽の接点!?(2)
金澤正剛『新版 古楽のすすめ』の、「第十一章 忘れ去られた音楽について」についてのノートです。第十一章に関しては、以下も参考にしてください。
「古楽」については、以下を参考にしてください。
さて、『~ 古楽のすすめ』「十一章」では、「忘れ去られた音楽」という表題で、中世からルネサンス、バロック時代の「民間」の音楽がテーマになっています。この時代の「民間」の音楽はほとんど存在していない。そして、このことと金澤正剛のアメリカでの経験を元にした「楽譜」の関係について、「古楽とポピュラー音楽の接点!?」でみてきました。
古楽とポピュラー音楽の接点!?
金澤正剛『新版 古楽のすすめ』の、「第十一章 忘れ去られた音楽について」についてのノートです。第十一章に関しては、以下も参考にしてください。
「古楽」については、以下を参考にしてください。
さて、『~ 古楽のすすめ』「十一章」では、「忘れ去られた音楽」という表題で、中世からルネサンス、バロック時代の「民間」の音楽がテーマになっています。この時代の「民間」の音楽はほとんど存在していない。そして、これと「楽譜」の関係について、民間の音楽(3)でみてきました。
民間の音楽 3
「古楽」については、以下を参考にしてください。
さて、中世からルネサンス、バロックの時代にも、「民間」「庶民」の音楽は存在していましたが、現在では残っていません。この理由について、金澤正剛は次のように述べています。 続きを読む
民間の音楽
「古楽」については、以下を参考にしてください。
音楽史の盲点
「古楽」という単語の用法
金沢正剛(2010)『新版 古楽のすすめ』(音楽之友社)によると、「古楽」というのはバッハ以前のヨーロッパ音楽のことです。
そしてこの『〜 古楽のすすめ』を通して、自分なりに「古楽」について学んで曲解しているところですが(笑)、「古楽」という単語には、「バッハ以前のヨーロッパ音楽」とは別の意味もあるようです。 続きを読む
「音楽の世界における現代の習慣や常識」の「ルーツ」
さて、『〜 古楽のすすめ』によると、「古楽」はバッハ以前の(ヨーロッパ)音楽を指す、ということです。その理由としては、いくつか挙げられているのですが、興味深いものをまとめると、
自分のために楽譜に記す必要性を感じなかった
さて、今回は楽譜の必要性(厳密に言うなら、「記譜」の必要性)について興味深い記述を紹介します。バッハ以後の音楽が、バッハ以前の音楽といかに新しいかを述べることで、バッハ以前は古い音楽 = 古楽だった、という説明のなかの部分です。 続きを読む