民間の音楽 2

金澤正剛『新版 古楽のすすめ』の、「第十一章 忘れ去られた音楽について」についてのノートです。第十一章に関しては、以下も参考にしてください。

「古楽」については、以下を参考にしてください。

さて、金澤正剛によると、中世やバロック、ルネサンスの時代にも、民間の音楽というは存在していた。しかし、それは消えてしまっています。これに関し、「民間」の音楽にへの金澤正剛の意見は、

「庶民の音楽ほどいつの世にも、またどこにでも存在する音楽はほかにあるまい。またそれぞれの時代、さまざまな地方の特徴を、庶民の音楽ほど端的に代表する音楽もほかにないだろう。つまり庶民の音楽こそは、すべての音楽の底辺であり、土台であると言って良いのではなないだろうか」(金澤正剛『新版 古楽のすすめ』(2010年、音楽之友社) p.227)
というものです。ちょっと論理の飛躍がありそうな気がしますが(笑) 納得してしまいます。

私みたいな素人が、音楽について、特にコード理論などを少し学ぶと、そういった楽理的に還元できる音現象から音楽が成り立っていると考えてしまいがちです。しかし、楽理があって音楽があるのではありません。音楽があるから楽理がある。そしてその音楽は・・・、庶民の音楽が土台にあるのかもしれません。


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