「Dab」ツアーを目前に控えている Migos ですが (「目前に控えている」とか言いながら日本まったくいまんところ関係ないんですが笑 ), デビュー・ミックステープ「Young Rich Niggas」の続編とも言える「Young Rich Niggas 2」をリリース. 続きを読む
「 NEW MUSIC 」一覧
【NEW ALBUM】やさしく, 素朴で, 緊張感にあふれた即興室内楽.『Spontaneus Chamber Music vol.1』
ポーランドで開催されている the Ad Libitum Festival で出会った, Marcin Olak / Patryk Zakrocki が中心となり, 後にパーカッショニストの Mikolaj Miki Wielecki が加わった 3 人によって制作されたアルバム, 『Spontaneus Chamber Music vol.1』が, ワルシャワのレーベル, Fundacja Słuchaj よりリリースされました.
デヴィッド・ボウイを知ったのは, 高校の頃好きな邦楽ロックバンドがリスペクトしていたからで, 好きなアルバムは『LOW』みたいな文章を書こうと思っていた
「まだロックが ( わたしのなかで ) 世界のヒーローだった頃. デヴィッド・ボウイをいちばん最初に知ったのは, たしか GLAY とかラルクとかそういうビジュアル系が全盛の時期で, 『WHAT’S IN』だか『PATI PATI』だか『CDでーた』だかそれ系の雑誌に, 「元祖ビジュアル系」みたいな感じで紹介されていたときだったと思う. 当時わたしは GLAY とかラルクとかの魅力があまりよく分かってなかったので, 「ビジュアル系の元祖か, ケッ!」みたいに, 聴いたこともないのに若干, いやけっこうデヴィッド・ボウイをバカにしていた. だってまだ Youtube もなんもないしお小遣いもらってた中学生だったし周りに洋楽好きな大人なんていなかったし, そんなデヴィッド・ボウイの音楽を聴けるような環境じゃなかったから. 高校にあがる頃, ビジュアル系とかとは別に, 日本でも R&B とかヒップホップとか流行り始めて, で, その一方で, 邦楽ロックとしては, くるりとかナンバーガールとかスーパーカーとかが注目されていた. いわゆるロキノン系の走りっていうやつで, わたしはそのなかでスーパーカーがいちばん好きだったんだけど, そのフロントマンのナカコーが, 好きなミュージシャンでデヴィッド・ボウイを挙げてて, 好きなアルバムは『LOW』みたいに言ってて, ロキノンかスヌザーかなんかで. 「えぇ!?」てなった. だってデヴィッド・ボウイって元祖ビジュアル系なんちゃうん? GLAY とかラルクなんちゃうん? ていうイメージがでかかったから. でまあ, けっきょく, 高校の頃もデヴィッド・ボウイなんて聴かずに, やっぱでかいのは繰り返すけど環境なんだけど. それで, 大学入って, まあ, 洋楽ロックの雑誌とかけっこう読むようになって, DJ なんかも始めちゃったりして, デヴィッド・ボウイが元祖ビジュアル系という狭い括りに収まらない偉大なミュージシャンだということを知り ( 笑 ), バイトもして高校の頃よりはカネもあるし, デヴィッド・ボウイのアルバムで初めて買ったのは, アナログ盤の『LOW』だった ( まだ時代的には, Youtube にばんばん海賊版がアップロードされる前ね. Youtube はすでにあったと記憶している ). ナカコーが好きだ, て言ってたし. 確か YMO の『BGM』と一緒に買ったと思う. ごめん, それは嘘. で, 『LOW』をターンテーブルで聴いて, びっくりした. ぜんぜん元祖ビジュアル系じゃねえじゃん. ぜんぜんスーパーカーぽくないじゃん. 正直言うと, 初めて聴いた当時は, A 面のよさがわからなかった. なんかぐちゃっとしていてノイジーで声が気持ち悪い, この気持ち悪い声がカッコいいのかな, くらいだった. でも B 面でぶっとんだ. なんだこれ. ぜんぶインストかよ! 実験的! かっけえ! てなった. こういうアルバムの構成は, わたしの音楽と向き合うスタンスへ, かなりデカい影響を与えている. ていうか単純に美しいよね, B 面. 本当に美しいと思うし, それから『LOW』は, わたしにとって大切なアルバムのうちの 1 枚になった ( で, そっからまあ, 何枚か有名なのを聴いた. でも人の音楽の趣味はどんどん変わっていくもので, いつしかわたしはロックによって救われたガキから, ジャズやヒップホップを眉間にしわをよせながら聴くおじさんになっていた ). 続きを読む
マリ・ヒップホップ・シーンの注目ラッパー, Luka がデビュー・テープ『Mali Kady』をリリース
マリの首都, バマコを拠点に活動するラッパー, プロデューサーの Luka が, デビュー・カセットテープ『Mali Kady』をリリース. 2009 年よりアフリカはサヘル地域の音楽を中心にリリースしている, オレゴンのレーベル, sahelsounds から. 続きを読む
【NEW ALBUM】カリフォルニアの 3 ピース・マスロック・バンド, covet が『Currents EP』をリリース
カリフォルニアを拠点に活動する, Yvette ( Gt. ), Keith ( Dr. ), David ( Ba. ) による 3 ピース・マスロック・バンド, covet が, 『Currents EP』をリリース. 続きを読む
【NEW ALBUM】ウィーン発の実験音楽. フリージャズ×ロックな THE THING『SHAKE』
けっこうフリージャズが好きで, もうほとんど味オンチな状態でフリージャズっぽい! と思ったらなんでも聴いてしまうのですが, なぜかたまたま偶然で, 最近耳にするのはヨーロッパ系が多いです. ヨーロピアン・フリー・ジャズ. なーんていうシーンがあるかどうかはつねづね流行を追ってアーカイヴ化に余念のない評論家の方々におまかせします. が, 今回はウィーンのレーベル, trost records から. ウィーンと言えば, わたくしのような素人からするとクラシックのイメージが強いですけれども, trost records の新作, THE THING『SHAKE』はかなりキツめのフリージャズになっています. 続きを読む
【NEW ALBUM】ワシントンの女性シンガー, Globelamp の新作『The Orange Glow』は, ドリーミーなフォーク・アルバム
ワシントンの女性シンガーソングライター, Globelamp こと Elizabeth le Fey による新作『The Orange Glow』がリリース. 続きを読む
【NEW SONG】Tiger Saw が 11 月リリース予定のアルバム『Horn Hill』から新曲, 2 曲を先行公開中
以前, 当ブログでもレコメンドしました, アメリカのフォークロックバンド, Tiger Saw.
リラックスした雰囲気の男女ツインボーカルバンドで, とても聴きやすいのですが, 11 月に新アルバム, 『Horn Hill』をリリース予定. Bandcamp で現在, 2 曲が視聴可能です. 続きを読む
【NEW ALBUM】メンフィス出身の女性シンガー, Julien Baker がデビュー作『Sprained Ankle』をリリース
メンフィス出身の女性シンガー, Julien Baker が, ロサンゼルスのレーベル 6131 よりデビュー・アルバムをリリース. 続きを読む