2016 年に惜しまれつつ 58 歳で亡くなったヴァイオリニスト, 若林暢の, 生前 (1995 年) 書き表したジュリアード音楽院の博士論文が 6 月に刊行予定. 音楽之友社から.
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書籍情報
- タイトル:『悪魔のすむ音楽』
- 著者:若林 暢
- 出版社: 音楽之友社
- 発売予定日: 6 月 26 日
出版社による紹介では, テーマは「「悪魔」を表現した音楽」で, クラシック音楽史において「悪魔」がどう表現されてきたのか, 楽曲分析や作品背景から明らかにされていく, とのことで, めちゃくちゃ楽しみな 1 冊ですね.
ちなみに, 現在公開されている目次から判明している, 本書で取り上げられている楽曲は以下の通り.
- バッハ「カンタータ第19番」
- シューベルト『魔王』
- ウェーバー『魔弾の射手』より「狼谷の場」冒頭
- リスト『ファウスト交響曲』より「メフィストフェレス」楽章
- タルティーニ『悪魔のトリル』
- サン=サーンス『死の舞踏』
- マーラー『交響曲 第4番』第2楽章
- ストラヴィンスキー『兵士の物語』