ソーシャルディスタンス、さよなら: Jpegmafia、フジロック 1 日目にしてベストアクト級パフォーマンス

【2022 年 8 月 3 日 追記】

フジロックに 1 日参加した結果、陽性接触者時間が 8 時間になりました。

フジロック 2022 に 1 日参加した結果、陽性者との接触時間は?
フジロック 2022、イベント自体が良かったのかそうでなかったのかの判断はここではしませんが、私が行った 29 日、Jpegmafia や...

この点を踏まえ、本記事をお読みください。


はっきり言って最高だった。断言しよう。このあとどんなアクトが出ても、今年のフジロックベストは jpegmafia だ。いままで観たどのフジのステージよりも良かった。いや、人生で最高のステージだったかもしれない。

続きを読む

音楽と数学、そして哲学の交差点: 古代ギリシアの音楽観

音楽と数学、そしてそれに哲学が絡み合うとどうなるのでしょうか?この質問に対する答えは、古代ギリシャ時代まで遡ります。音楽がただの芸術ではなく、数学や哲学と深い関連性を持っていることは、数千年も前から考えられてきました。この記事では、Stanford Encyclopedia of Philosophyの「History of Western Philosophy of Music: Antiquity to 1800」を参考に、音楽、数学、哲学の三つがどのように絡み合っているのかを探ります。

続きを読む

【音楽書 新刊】デール・パーブス『音楽と人のサイエンス: 音が心を動かす理由』

アメリカの神経学者デール・パーブスによる 2017 年の著作が翻訳されニュートン・プレスより発売。邦題は『音楽と人のサイエンス: 音が心を動かす理由』(原題: Music as Biology: The Tones We Like and Why)。

音楽と科学をテーマにした書籍はたくさんありますが、本書は人間と音楽の関係を研究するために生物学的アプローチがとられています。

続きを読む

音楽と宇宙の調和:ピタゴラスとピタゴラス派の哲学

音楽と宇宙の秩序とは、一見すると全く異なる二つの領域です。しかし、古代ギリシャの哲学者、ピタゴラスと彼のフォロワーたちは、これらが密接に関連しているという画期的な考えを提唱しました。この考え方は、西洋の音楽思想において極めて影響力があり、今日に至るまでその響きを残しています。この記事では、Stanford Encyclopedia of Philosophy の項目「History of Western Philosophy of Music: Antiquity to 1800」を参考にし、ピタゴラス派の音楽観に焦点を当て、その奥深い哲学と、後世に及ぼした影響について紹介します。

続きを読む

音楽の哲学史への招待

音楽は、ただ聴くものではなく、考えるものでもあります。この芸術形式は、古代から現代に至るまで、人間の精神と文化に深い影響を与えてきました。しかし、音楽が持つこの深遠な力はどのように理解され、解釈されてきたのでしょうか?このブログ記事では、音楽に対する哲学的考察の豊かな歴史を探ります。特に、Stanford Encyclopedia of Philosophy の項目「History of Western Philosophy of Music: Antiquity to 1800」を参考にしながら、音楽の哲学史の概要を紹介します。

続きを読む

ブログの方向性、久しぶりに変えます!: 個人のキャラをもっと打ち出していきます!

ここ数年は、なるべく自分の色というのを隠して、コラム的な文章も書くけど、どちらかというと淡々と音源紹介をしたり、ていう方向性でブログを運営したいなあ、と思って、続けてきました。意図通りに運営できていたかどうかは分かりませんが。

あまりその、自分のキャラみたいなのを打ち出すのは、カッコ良くない、と思ってたんですね。よくあるじゃないですか。記事の最初に自分の名前を入れる、みたいなノウハウ。あれちょっとカッコよくないんじゃないかな、と思ってました。それで、ここ数年、なるべくそういう、個人の・私のキャラというのを出さないつもりで、記事を作成していたのですが、ここらで一回、自分のキャラをもう少し出した文章を書いていこうかな、という方向性にします。

続きを読む

MPC Live 2 内部容量の調べ方

MPC Live 2 を、 私は「持ち歩ける DAW」と呼んでいます。 それほど多機能で、音楽制作に必要なワークフローをこれ 1 台でほぼ完璧に完了できるくらい なのですが、その分、操作を覚えるのに、少し時間がかかります。 特に、DAW などの経験が全くない場合はそうです

続きを読む

私たち音楽ファンはウクライナのために何ができるか

「やっちまったな、プーチン」。

「ひるおび」で速報が伝えられたとき、思わず Twitter にそう書き込みました。おびただしい数の速報が流れてくるなかですでに記憶は曖昧になってしまいましたが、確か「ひるおび」で伝えられたのは、キエフで爆発音が聞こえたという速報でした。そこから、速報、速報、速報。海外のニュースではこのように伝えられています、アメリカではイギリスでは、このように伝えられています。国連ではウクライナの大使がロシアの大使に対し、非難を表明、そしてプーチンの実質「開戦宣言」が発表されました。

続きを読む


20 世紀の音楽思想(6) 分析美学と音楽: 「音楽の哲学」

本ブログの「音楽の哲学史」のシリーズ、今回でいよいよ最終回です。テーマは分析哲学による音楽へのアプローチ。

分析哲学の音楽に対する見解とはどのようなものでしょうか?そして、これが他の哲学的アプローチとどのように異なるのでしょうか?

続きを読む

いつか突然、自分が加害者になる恐怖

過去の失敗を許す社会と、過去の失敗を許さない社会、どちらが成熟した社会なのかと考えた場合、私は、過去の失敗を許す社会だと思います。過去の失敗を許す社会の方が、成熟した社会だと思います。

いつか突然、自分が加害者になる恐怖

社会の成熟が段階的に進むのであれば、過去の失敗を許さない社会から、過去の失敗を許す社会への移行の途中に、過去の失敗を許さない人たちを許さない社会が存在すると推測することも可能です。

続きを読む

【スポンサーリンク】
スポンサーリンク