アメリカの神経学者デール・パーブスによる 2017 年の著作が翻訳されニュートン・プレスより発売。邦題は『音楽と人のサイエンス: 音が心を動かす理由』(原題: Music as Biology: The Tones We Like and Why)。
音楽と科学をテーマにした書籍はたくさんありますが、本書は人間と音楽の関係を研究するために生物学的アプローチがとられています。
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書籍情報
- タイトル: 『音楽と人のサイエンス 音が心を動かす理由』
- 著者: デール・パーブス
- 翻訳: 小野 健太郎
- 出版社: ニュートンプレス
- 発売日: 2022 年 7 月 19 日
紹介文
なぜ,人は音楽が好きなのでしょうか? 言い換えると,なぜ,特定の音の組み合わせによるメロディーやハーモニーが好きなのでしょうか?
(出典: Amazon )
本書は「人が声を発する仕組み」や「音を認識するメカニズム」「音楽と発声の類似性」など,生物学の観点から「人が音楽を好む理由」にアプローチし,「特定の音の組み合わせが心地よく聞こえる理由」や「音楽によって感情が引き起こされる理由」,さらに「文化による音楽の違い」まで解き明かします。
普段,何気なく聴いている音楽に対する印象が一変する1冊です。
関連書籍: 音楽と科学
- 大串 健吾・桑野 園子・難波 精一郎『音楽知覚認知ハンドブック: 音楽の不思議の解明に挑む科学』(2020)(Amazon)
- S. ケルシュ『音楽と脳科学: 音楽の脳内過程の理解をめざして』(2016)(Amazon)
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