DTM をしていると, もっと効率的に楽曲を制作できないものか, といつも思います. ここでの効率とは, できるだけ数多く楽曲を制作する, という意味です. 大げさな話になりますが, 人生の時間は有限です. 納得のいく, 人生の 1 曲を書き上げる, という考え方もありますが, そういう考え方の下に楽曲を書くのは超・天才の仕事で, 自分のような日曜 DTMer にとっては, 有限の時間の人生のなかでいかに多くの楽曲を書くことができるのか, が重要です. 続きを読む
「 コラム 」一覧
「DA.YO.NE」現象を振り返る: ヒップホップ・シーンにおける功罪 (1)
スターダストプロモーション発の男子小中学生ラップ・ユニット, MAGiC BOYZ が 8 月 30 日に発売する 1st アルバム『第一次成長期~Baby to Boy~』へ, EAST END × YURI の YURI こと市井由理がゲストで参加していることが分かった, ていうニュースを見まして.
ヒップホップの中心地: アトランタ・ヒップホップ入門
先日, デビューアルバム『Teenage Emotion』をリリースした Lil Yachty. ここ 2 年くらいの US の若手ラッパーで注目するべき人物の 1 人の Lil Yachty は, 出身こそ違いますが, アトランタ・ヒップホップのシーンの一員に数え上げられています. アトランタのヒップホップ・シーンと言えば, 日本でも知名度があるのは Migos でしょう. 昨年の話ですが,『ユリイカ』でさえ Migos Migos 言ってましたからね (笑). 続きを読む
Roland TR-808 が生んだ音楽: 梯郁太郎の功績
ローランドの創業者で, TR-808, JUPITER-8, DTM, MIDI といった音楽ツール・システムの開発・普及の立役者である梯郁太郎が 4 月 1 日, 逝去したと複数のメディアが報じています.
- Tommy Snyder – Ikutaro Kakehashi, founder of Roland, and more …
- BBC News – Ikutaro Kakehashi: Roland founder and music pioneer dies aged 87
- Ikutaro Kakehashi, Founder of Roland, Dies at 87
慎んでご冥福をお祈りいたします. 続きを読む
音楽ブログの始め方
4 月 1 日, 新年度のスタート, ということで, 何か新しいことを始めようとする人のための, ヒント的なものになるような記事を書けないかなー, て思ってたんですけど.
これから音楽について, 何か web で発信しようとしている, まあ, いちばん手軽なのがブログになるかと思いますが, そういう人に向けて, 簡単な, どうやって始めるか, 的な記事を書くことにしました. 続きを読む
ボカロ曲に共通した音楽的特徴はあるか
3 月 9 日はミクの日! ということで, まえまえからちょっと疑問に思っていることについて, 興味深い解説を読みましたので, 紹介したいと思います.
その疑問というのは,「ボカロ曲に共通の特徴ってあるのか?」ていうことです. 続きを読む
Chance The Rapper が本当に破壊したもの
年の瀬も迫り, 音楽ブログ界隈では 2016 年のベストアルバムみたいなのがどんどん投稿される時期になりました.
わたしも, 今年のベストアルバムについての記事を準備中ですが (29 日にアップする予定です), 2016年, いろんな意味で注目されたのは, Chance The Rapper『Coloring Book』でしょう. いくつか, 今年のベストアルバムの記事に目を通しましたが, 軒並み高評価で, わたしも,『Coloring Book』は今年の最高傑作だと思っています。 続きを読む
Leonard Cohen は軽快に真実を聴かせてくれた
例によって例のごとく, Lenard Cohen については Jeff Buckley を通じて知りました. たぶん TSUTAYA 五反田店でベスト盤を借りて初めてまともに聴いたのが 2006 年だったと思います. 正直言うと, 映画『The Edukators』のエンディングで Jeff Buckley の「Hallelujah」を聴いたときのような, 一発で打ちのめされた感はなかったんですが, 続きを読む
ボブ・ディランがノーベル文学賞を肯定したことで新たな論争が生まれる…!はず
金曜にリリースされた英紙「The Telegraph」に, ボブ・ディランがノーベル文学賞について肯定的に語ったインタビュー記事が公開されました.
同時にノーベル財団のホームページにも「ボブ・ディランと連絡がついた」というプレスリリースが 続きを読む
ボブ・ディランのノーベル文学賞に違和感がある老害
わたしのことなんですけど, 老害というのは.
以前の記事の補足ということで.
以前の記事でも, 違和感というのは書いたんですけど, もっとはっきりしたので, 改めて書いておきます. 続きを読む