20世紀前半の音楽(3)原始主義

西洋音楽史、20世紀前半の3回目です。前回はコチラ。

20世紀前半の音楽(2)新ウィーン楽派: 表現主義
西洋音楽史、20世紀前半の2回目です。前回はコチラ. 1.モダニズム さて、20世紀前半の西洋音楽をみていくに当り、その起点となるのは表...

さて、今回取り上げるのは「原始主義」Primitivism と呼ばれる作曲家たちです。

1.原始主義

表現主義と同じく、原始主義もまた、印象主義の影響から表れました。

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Turn It On

この節電ムードというのは、電気を使わないと奏でられない音楽、
すなわちロックとクラブミュージックがそれぞれ所謂セイシュンwwwの音楽である、
俺にとって、自分の好きなモノがガラガラと音をたてて、
崩れさっていくほど無力なモノだった。
そう感じさせられずにはいない。

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20世紀前半の音楽(2)新ウィーン楽派: 表現主義

西洋音楽史、20世紀前半の2回目です。前回はコチラ.

20世紀前半の音楽(1)第2次世界大戦まで
西洋音楽史、20世紀前半の1回目です。さて、20世紀の西洋音楽は、それまでにない独特の展開があるため、19世紀までの西洋音楽のように、「古典...

1.モダニズム

さて、20世紀前半の西洋音楽をみていくに当り、その起点となるのは表現主義Expressionismです。 続きを読む


20世紀前半の音楽(1)第2次世界大戦まで

西洋音楽史、20世紀前半の1回目です。さて、20世紀の西洋音楽は、それまでにない独特の展開があるため、19世紀までの西洋音楽のように、「古典派」「ロマン主義」といった様式で特徴づけられません。 続きを読む



ロマン主義の音楽 (16) 印象主義

西洋音楽史、ロマン主義の16回目です。さて、前回のエントリーでは、ロマン主義終焉の兆候のある音楽家を取り上げました。今回取り上げる、フランスで生まれた音楽様式である印象主義 Impressionnisme もまた、ロマン主義終焉の流れに位置づけられます。 続きを読む


ロマン主義の音楽(15)ロマン主義の終焉: マーラー、ヴォルフ、R.シュトラウス

西洋音楽史、ロマン主義の15回目です。19世紀後期になると、ロマン主義音楽の終焉を示す兆候が現れ始めます。要因としては、
  • 転調や和声の複雑化が進んだこと
  • 調性の体系にない音階・和声が頻繁に使用されるようになったこと

が挙げられます。結果的に調性が著しく曖昧になり、ロマン主義の様式や形式の有する可能性の限界を表すような、作品が生まれるようになります。さらに、音楽美に対する新しい考えが芽生え始め、ロマン主義終焉に向けて拍車がかかるようになりました。 続きを読む


ロマン主義(14)国民楽派: ムソルグスキー、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、グリーグ

西洋音楽史、ロマン主義の14回目です。民族的特色の芸術は、古くから存在していました。しかし、自覚的に自らのルーツを探究し、芸術表現に盛り込もうという民族意識の高揚がヨーロッパにおいて広がるという現象が、19世紀前半に始まります。このような民族主義的傾向は、ロマン主義の特徴の1つです。

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