タイトル通りです。「Project RAPPER ep」を作っている最中に、
Twitter(@yz_xnaga)でツイートしたものの転載です(読みやすくするように、一部改変してあります)。取り急ぎメモ的な感じで。のちのち、もうちょっと、ラップの「フロウ」も含めて、ちゃんとまとめたものを書きたい。つもり。予定は未定。
トークロイドの延長でボーカロイドにラップさせる場合、12平均律内で喋らす技術が必要になるんだけど、たぶん、これ、モーダル・コーダルて言われてるやつかもしれない。
調性がない、てやつじゃなくて、半音ずつコードが進行していって、そのコードに合った短7度 – 短2度 – 短7度を中心とした音階を当てはめてく。みたいな
「中心とした」、てのは、短7 – 短2 – 短7 を中心に半音ずつずらした装飾音。みたいな? そんな感じ?
まあ、まとまりがないようで、実はある。それを感覚じゃなくて、言語化できたらより作業がスムーズになるんじゃないか
でもまあ、基本、日本語(東京弁)のイントネーションを大事にしつつ、4拍子に乗せてラップさせるには、3連のリズム
K DUB SHINE っぽい音程でボカロにラップさせるためには、1度 – 4度 – 8度じゃなくて、1度 – 4度を基本にして、日本語のイントネーションを参考にしながら、半音単位で調整していく
みたいなのが基本。要するに、同じ音程で文節を喋らせると、機械っぽくなるので、「1-4-8-4-1」のセットを半音ずつ上下させる。前の文節より強調させたい場合は上げるし、文の終わりには下げる
「風の噂で聞いた」というのを、音程だけK DUB っぽくラップさせると、こんな感じ。だがもちろん、さきほどツイートした法則以外の法則も使用している
じぶんがやっている範囲では、初音ミクにラップさせるのに適しているのは G2 – C4 ただ、中心は A2 – A3
まえは、トークロイド作ってる人って、MikuMikuVoice とか使ってんのかな、て思ってたけど、ふつうに12音のノート調整でやってるんだろうな。てかその方が慣れたら圧倒的に早い
上述のボカロラップの音程については、たぶん、初音ミクにしか当てはまらないと思う。しかも、A♭2〜E♭3〜A♭3を中心にした、G2〜C4の範囲。違う声だと違う音程になるだろうし、この範囲でバッチリ決めても、移調させたら残念な感じになる
クラシックの楽理はぜんぜん詳しくないけど、ボカロラップを日本語(東京弁)のアクセントに近いのを目標にして作るの、刺繍音的な感じかもしれない
半音階的な感じで並べるんだけど、ノートが奇数なら真ん中の音を調に合うようにする。歌詞の関係上、偶数なら、無理やり奇数にする
しかし、ラップをボーカロイドに歌わすのは、めっちゃ頭使う。半音階的な装飾音をキメながらモード編んでる感じ。ムズいよ。でも2つできたから、次からはもうちょいスムーズにできるかも
前述の通り、取り急ぎ、 Twitter でつぶやいたものをまとめたものです。読み難い点、矛盾している点、知識的に間違っているところがあるかと思いますが、ご了承ください。時間があれば、もうちょっと読みやすいものを書く予定です。