音楽ビジネスの縮小と、音楽の価値


やらおん!に、「音楽CDと有料音楽配信の売上をグラフ化してみた  →  ここ数年は音楽そのものの売上が低くなってた」 という2ちゃんねるのまとめがアップされていました。

【スポンサーリンク】
スポンサーリンク

2008年以降、CDとか配信とかの売り上げが下がってきている

これによると、

2007年までは音楽ソフトの売上減を、有料音楽配信がカバーして余るほどだった

言い換えれば

音楽業界そのものの売上は成長を続けており、CDなどの音楽ソフトの売上減は有料音楽配信にそのシェアを食われているからだ、と説明することができた

ところが、

2008年に至り、有料音楽配信の成長は続いているものの、それ以上に音楽ソフトの売上減が急速に進んでおり、市場全体の売上も落ち込む結果となってしまった。

2010年は有望株とされていた有料音楽配信ですら前年比でマイナスとなり、音楽業界全体が深刻な不調にあることをうかがわせる。

とのこと。

要するに、2007年をピークに、2008年以降、CDとか配信とかの売り上げが下がってきているということらしい。

ちなみに、まとめの元ネタはこちら

楽曲の売り上げ = 音楽の売り上げではない

まあ、録音技術の発明以降に発展してきた、 楽 曲 を 売 る というビジネスの在り方(笑)をそもそも変えないといけない、ということではないでしょうか。また、コンサートなどの動員数・売り上げも総合的に考えないと、なかなか「音楽業界全体の深刻な不調」とは断定できないでしょう(たぶん、それでも不調なはず(笑))。

音楽、特に楽曲でどうしてもビジネスしたい人はどうぞ勝手に頑張って下さい、という感じなのですが、私がいちばん危惧しているのは、音楽ビジネスが縮小した = 音楽の価値が下がった という誤解が生じることです。

音楽ビジネスの縮小と、音楽の価値というのは、確かに或る面では関係があるとは思います。ただ、音楽ビジネスと無関係な、価値のある音楽というのは確かに存在していて、しかも場合によってはこのような音楽の方が素晴らしかったりする。

参考 URL

【スポンサーリンク】
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連コンテンツとスポンサーリンク

【関連コンテンツとスポンサーリンク】



【スポンサーリンク】
スポンサーリンク