いつの間にか CD をあまり買わなくなって, というのも, SoundCloud や Bandcamp, あるいは定額ストリーミングで配信されているものを聴けばだいたい事が足りるようになったからなんですが, そうなると, 自分の部屋に置いてある CD が, どうにも邪魔に思えてきまして. 自分の持てる物理的なモノには限界がありますし, 何か新しいモノを買えばその分, 部屋が狭くなる, なら何かを処分しなければならない, といったときに, やはりここは CD なのではないか, という判断になりました. 続きを読む
「 CD 」一覧
イマドキの大学生は音楽を無料だと思っている, ていうことの再確認
「音楽を無料だと思っている」というのは, かなり誤解を招く表現だと思いますが, 正確に言えば, 録音された楽曲は無料で聴きたい, ライブにはカネを払う, ていう感じでしょうか.
それ, お前の周りだけだろ, て言われたらそれまでですけど. うん, その「周り」ていうのも, 地方の大学だしね. しかもサンプル数 2 〜 3 だし. でもまあ, 個人的に面白かったのでメモっとく, てことで. 続きを読む
CD 3000 枚でも到達できない, 音楽のヤバすぎる聴き方
昨日今日と, 「CD 3000 枚」がなんとかという 2 ちゃんねるのまとめ記事が, はてなブックマークで複数人気エントリー入りし, ちょっとした話題になっているようです.
旧作アルバムの売り上げが初めて新作アルバムの売り上げを上回る
これは仕方ないことだと思いますね。「アルバム」っていう商品形態自体が、過去のものになりつつありますし。
「AKBの“実力”」? だから CD の売り上げから音楽家の実力を測る時代じゃないって
「AKB48を貶めるつもりはさらさらない。それどころか、音楽界の革新とも言える。楽曲のダウンロードが普及し、CDが売れにくくなっている時代に、ミリオンセラーを連発するAKB48の商業的な成功と、その実力は相当に評価されていい。特典が強い購入動機になっているということは、その特典が高い価値を持っている証である。彼女たちにアイドルとしての魅力がなければ成り立たない。だが、AKB48のコアコンピタンスが、楽曲と違う所にあることは明らかだ。」
音楽ビジネスの縮小と、音楽の価値
やらおん!に、「音楽CDと有料音楽配信の売上をグラフ化してみた → ここ数年は音楽そのものの売上が低くなってた」 という2ちゃんねるのまとめがアップされていました。 続きを読む
売るための音楽?
Aduer Times に、「技術はコンテンツに対し中立でいられるのか? ~CD1枚74分とサビ頭ポップソングにその真髄を見る~」(田端 信太郎(コンデナスト・デジタル カントリーマネージャー) 2012年3月26日) という記事がアップされていました。
内容は、CD の収録時間のトリビア(カラヤン演奏のベートーヴェン第九が収録されるように収録時間が 74 分になった、という例のアレ)を例にとりながら、録音メディアとポピュラー音楽を中心にした音楽作品の在り方についてです。そして結論としては、音楽に限らず広く表現、いや、それに限らず商品というものには、商品それ自体以外の、それを取り巻く環境が、売れる/売れない(というか、どういうふうに売りたいのか)へ大きな影響を与えている、ということらしいです。