音楽の哲学史シリーズの「近世の音楽思想」。今回はジャン=ジャック・ルソー Jean-Jacques Rousseau の音楽に対する見解と、彼の思想が当時の音楽界に与えた影響について詳しく見ていきます。前回は、近世における音楽思想として、デカルトやライプニッツの思想、そして音楽における模倣と表現の対立に焦点を当てました。今回は、ルソーの音楽へのアプローチと、彼が生涯を通じて追求した音楽の表現力と哲学について深掘りします。参考は Stanford Encyclopedia of Philosophy の「History of Western Philosophy of Music: Antiquity to 1800」の項目です。
続きを読むバロック音楽(13)クラヴィーア、オルガン
西洋音楽史、バロックの13回目です。さて、バロック期には、チェンバロ cembalo やオルガン organ が、通奏低音楽器としてだけではなく、独奏楽器としても活躍しました。そして、独自の重要なジャンルと、音楽語法を形成しました。
バロック音楽(4)フランスのオペラ
西洋音楽史、バロックの4回目です。さて、前回は、バロック時代に誕生したオペラについて、主にイタリアにおける発展を取り上げましたが、
西洋音楽史、バロックの3回目です。
前回はコチラ。
バロック音楽(2)オペラ
なお、西洋音楽全体の目次はコチラ。
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今回はフランスのオペラについて取り上げます。 続きを読む
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