2016 年に惜しまれつつ 58 歳で亡くなったヴァイオリニスト, 若林暢の, 生前 (1995 年) 書き表したジュリアード音楽院の博士論文が 6 月に刊行予定. 音楽之友社から. 続きを読む
「 Franz Peter Schubert 」一覧
ロマン主義の音楽(15)ロマン主義の終焉: マーラー、ヴォルフ、R.シュトラウス
西洋音楽史、ロマン主義の15回目です。19世紀後期になると、ロマン主義音楽の終焉を示す兆候が現れ始めます。要因としては、
- 転調や和声の複雑化が進んだこと
- 調性の体系にない音階・和声が頻繁に使用されるようになったこと
が挙げられます。結果的に調性が著しく曖昧になり、ロマン主義の様式や形式の有する可能性の限界を表すような、作品が生まれるようになります。さらに、音楽美に対する新しい考えが芽生え始め、ロマン主義終焉に向けて拍車がかかるようになりました。 続きを読む
ロマン主義の音楽(5)シューベルト
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