ボーカロイドラップの作り方「2.6 基音一定型」

ボーカロイドにラップをさせる、いわゆる、「ボカロラップ」あるいは「ボカラップ」を作るための手順・法則を、自分なりにまとめたものです。詳しくは、コチラを参考にしてください。

また、全体の目次は、コチラになります。

さらにまた、「ボーカロイドラップの作り方」に関連した音源を、bandcamp で公開中です。合わせて、御参考ください。

前回はコチラ。

「ボーカロイドラップの作り方「2.5 オクターブ上下型」」

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2.6 基音一定型

基音一定型は、実はわたし自身も上手く再現できません。成功例をご存知の方は、教えていただければと思います。いちおう、このような感じではないか、という例を2つ、提示します。

2.6.1 基音一定型 ⅰ


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こっちではですね、もう、明らかに失敗です(笑)

いちおう、どのような法則を念頭に置いて作ったかと言うと、先ず、「1 – 4 – 8 の法則」のうちの、「1 – 4 の関係」を保つように留意しました。文節・フロウ節の最初のノートを1度に配置し、残りのノートを4度に配置します。そうすると、「1 – 4 – 8 の法則」で作成した場合よりも、あまり抑揚のない雰囲気を再現できます。最初のノート以外の、残りのノートを、4度で連続させると機械っぽくなってしまうので、「同じアクセントが続く場合」の法則を少しアレンジし、半音ずつずらしました。

2.6.2 基音一定型 ⅱ

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こちらの方が、自然にラップしているように聴こえますが、「基音一定型」と呼ぶには、少し抑揚が目立ちます。これも、「基音一定型 ⅰ 」と同じように、「1 – 4 – 8 の法則」のうちの、「1 – 4 の関係」を保つように留意しました。それだけではなく、日本語の発音に近づけるように留意しました。つまり、「1 – 4 の関係」で以って、トークロイドを作成した、言い換えれば、第1・第2アクセントをまとめて1つのアクセントとして捉え、「同じアクセントが連続して続く場合の法則」を適用した、ということです。「1 – 4 の関係」で以って、トークロイドを作成すると、「1 – 4 – 8 の法則」でトークロイドを制作した場合に比べ、抑揚の押さえられたトークロイドができます。

もしかして、基音一定型という仮説自体が間違っているのかもしれません。また、基音一定型という名称を提案してくださった、音楽家の JUN ISHIKAWA くんから、Twitter で次のようにアドバイスしていただきました(※実際のツイートを、意味を変えない程度に、改変してあります)。

基音一定型は、多分基音が潜在的だと思います潜在的だと言うのは、ドが基音だとして実際はドに触れてなくてその周辺をぐらぐらしていて、グリッサンドで通過したり伴奏に協和して埋もれるなどで巧妙にドが基音であるかのように聞こえていということです。実際伴奏が和声補助してくれる可能性もあります

今回はここまで。次回はコチラ

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