「 世俗音楽 」一覧

教会音楽と世俗音楽の共通点

金澤正剛『新版 古楽のすすめ』の、「第十一章 忘れ去られた音楽について」についてのノートです。第十一章に関しては、以下も参考にしてください。
「古楽」については、以下を参考にしてください。
さて、『~ 古楽のすすめ』「十一章」では、「忘れ去られた音楽」という表題で、中世からルネサンス、バロック時代の「民間」(= 庶民、民衆)の音楽がテーマになっています。この時代の民間の音楽はほとんど残されていません。しかし、金澤正剛によると、その一部分は知識階級によって採譜されていて、現代でも残っていると言えるでしょう。

続きを読む


ルネサンス音楽(5)世俗音楽

西洋音楽史、ルネサンスの5回目です。今回は、ルネサンス期の世俗音楽について取り上げます。前回のエントリーでも少し取り上げましたが、16世紀がすすむにつれ、ヨーロッパ各国(フランス、イタリア、イギリス、ドイツ)では、自国の言語を用い、かつ民族的な音楽性を生かした世俗音楽が盛んに作られるようになりました。こうした世俗音楽のテーマは主に恋。そして無伴奏の多声音楽でした。では、各国の世俗音楽を具体的にみていきましょう。 続きを読む


中世音楽(3)世俗音楽

西洋音楽史、中世の3回目です。

本サイトの西洋音楽史全体の目次はコチラです。

また, 中世音楽の目次はコチラになります。

中世の音楽と言えばグレゴリオ聖歌、というのが、教科書的な西洋音楽史を読めば通俗的な理解であるように思えます。しかしもちろん、本サイトでも触れている通り、教会以外の音楽が全く存在しなかったわけではありません。 続きを読む


【スポンサーリンク】
スポンサーリンク