西洋音楽史、ロマン主義の5回目です。
前回は, ロマン主義の音楽の形式、ジャンルについて紹介しました。
なお, 西洋音楽史の目次はコチラになります。
さて、今回からロマン主義のなかでも、初期に分類される(初期ロマン派などと言われます)代表的な音楽家を取り上げたいと思います。今回は、シューベルト Franz Peter Schubert です。ウィーンで生まれ、活動し、亡くなりましたが、その価値は生前はほとんど認められませんでした。しかし作品の質の高さと構成への影響という点で、初期ロマン派の作曲家の中で最も重要な人物です。