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ロマン主義の音楽(2)一般的特徴

西洋音楽史、ロマン主義の2回目です。

1.根源的な芸術としての音楽

ロマン主義時代においては、様々な芸術の中で、音楽が最も根源的な芸術であるとされました。というのも音楽は、当時、非物質的だと考えられていた音という素材を用い、具体的なものの描写から最も遠い芸術であるから、他の芸術よりも無限なるものの表現に適している、と考えられていたからです。

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