西洋音楽史、ロマン主義の3回目です。
前回はロマン主義音楽の一般的な特徴について紹介しました。
なお、本サイトの西洋音楽史全体の目次はコチラです。
さて、ロマン主義の時代には、個性的な音楽様式が対立し合いながらも併存していました。したがって、この時代の様式を統一的にまとめるのは難しい。それでも、多々ある個性的な音楽様式のなかから、或る程度の共通性を見出すこともできます。 続きを読む
西洋音楽史、ロマン主義の2回目です。
ロマン主義時代においては、様々な芸術の中で、音楽が最も根源的な芸術であるとされました。というのも音楽は、当時、非物質的だと考えられていた音という素材を用い、具体的なものの描写から最も遠い芸術であるから、他の芸術よりも無限なるものの表現に適している、と考えられていたからです。
西洋音楽史、特に古典派についてのまとめです。目次として使用していただければと思います。