初音ミク V3 を買った、試した(2)喋らせる〜トラック制作

先日、ボカロソフト「初音ミク V3」を購入・さっそく試してみましたので、以下インストール作業をふくめ4〜5時間程度作業したその簡易レポートです。インストールまでの注意点などは、以下を参考にしてください。

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1.まずは喋らせてみる

インストールまででれば、あとはボカロの実際の操作は説明書通りです(インストール〜起動は説明書通りにいきません!)! ボカロの操作は、けっこう直感的で、よくあるピアノロールの画面に音程(ノート)を書いていって、あとで歌詞を編集する、という具合です。

歌詞は、1つのノートにひらがなで2文字(2シラブル)以上を書くことができます。

 ※ここでの「ノート」は、「DTMでいう「ノート」ってどういう意味ですか? – Yahoo!知恵袋」を参考にしてください

が、それだとかなり不自然に発声されてしまいます。ですので、基本的には、1つのノートに1シラブル、というふうにした方がいい。いやあ、これ、感動しますね。ちょっと。自分の言わせたい通りにぎこちなく喋る、藤田咲さん。たまりません!

いま思えば、「罰金バッキンガムよ!」と喋らせればよかった、と後悔しています。せっかくの藤田咲さんだったのに…!

2.トラック制作!

喋らせてみたところで、終わりにしようかと思ったんですが、Studio One の操作性なんかも確かめたかったので、トラック制作も軽くしました。

Studio One の操作性を確かめたい、とか言いながら、Studio One の音源はいっさいつかわず、ぜんぶサンプリングで終わらせたんですが(笑)

んー、そうですね、ちょっと使いづらいというか、たぶん、例えば「新しいケータイに慣れる作業」みたいな感じだったとは思うんですが。サンプリングの場合、どうしても、サンプルの BPM と、DAW のテンポを合わせないといけないんで、それがけっこうめんどかった。あと、そうですね、軽く箇条書きすると、

  •  Studio One の画面に、ミクちゃんの声のピアノロールが表示されないので、トラックとの同期を視覚的に捉えられない
  • ミクちゃんの声は、同じ画面内で、同じタイミングで2音以上鳴らすことができない(要するに、ミクちゃんの声でコードを作るなら、画面を切り替えないといけない)
  • ミクちゃんの声にエフェクトをかけても当然ながら人間の声と同じような効果は得られない(というか、エフェクトをかけすぎると、どんどん「ただのシンセの音」ぽくなる

みたいな感じですかね。まあ、まだ、使い始めなので、いろいろ使っていくうちに、分かってくるかもしれません。というか、ボカロの曲、ちゃんと聴かないかんな、これ。

ということで、できました! ミクちゃんに The Stooges 「I Wanna Be Your Dog」を歌わせた、「MIKU Wanna Be My Dog」!

よくボカロ界隈の人が、「調教」て言ってたんで、ミクちゃんを犬にする、ていう(笑)、いや、これは前から思ってたんですよ、ボカロ買ったら、最初は The Stooges のカバーをさせよう、て。

オケと声の同期は、割とすんなりできたんですけど、やっぱ大変だったのが、歌詞の入力ですね。初音ミク V3 は、なんか英語に対応したのも出てるんですけど、わたしの買ったのは、日本語のみのもの。

ということで、「日本人が英語に聴こえる英語」というのを意識して、つまり、「聴いたまんまをカタカナにする」みたいなのを目指して入力しました。例えば、

「 And I’ll lay right down in my favarite place」

だったら、

「あ だ れ い ら い だ う い ま ふぇ ば り ぷ れ」

という具合ですね。

それから、やっぱちゃんと12平均律ぴったりに歌ってくれますので(笑) あのイギー独特の喋ってるのか歌ってるのか微妙な感じ、というのは、今回は目指しませんでした。ミクちゃんの各ノートを、ピッチベンドする機能があるので、それで調節するんですかね。めっちゃめんどいですね(笑)

(※つづくかもしれない)


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