【追記(2014/02/06)】「佐村河内守ゴーストライター事件」については、コチラもお読みいただけるとさいわいです。
えー、今日。なんとかかんとかさん、読み方が分からないんですが、いまちょっとネットで調べますね、えーっと、さむらごうちまもる、佐村河内守、なるほど、覚えましたし。
- 佐村河内守氏の曲は別人作 フィギュア高橋大輔のSP使用曲も ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
- 佐村河内守さん:主要な楽曲は別人作 代理人明かす-毎日新聞
- 佐村河内さんの曲は別人作 広島市出身の被爆2世 – 47NEWS(よんななニュース)
- 作曲家 佐村河内守氏につきまして |日本コロムビア株式会社
ということで、佐村河内守のゴーストライター問題が盛り上がってます。で、このブログでも、取り上げようと。要するに、作曲とは何か。鑑賞とは何か。という点で、すんーごいいろいろな問題を示唆してもらったというか。
そっから、いわゆる「著作権」というのは、果たして、非ポピュラー音楽に限らず、今だったら DTM の発展で歌メロ – オケの境界を曖昧にしてしまうような「トラック」の制作は容易で、そういう時代に歌メロを主眼とする「著作権」というのは有効ではないのではないか、とか。
あるいは、鑑賞と言った場合、果たして、音楽外部、音楽外部というのは例えば作曲家の経歴とか思想とかの「物語」と言われたりする要素なんですが、そういう物語的な要素を一切排除した鑑賞、あるいはもっというと批評というのが可能か(わたしは最終的には不可能と考えてます)。
はたまたあるいは、「ゴーストライター」という概念はどこまで有効なのか、とかね。贋作偽作というのは〜みたいな(なんかそれに関連して坂本龍一とか同じ疑惑ありそうだな wwwww と思ったらあくまで「伝聞」レベルで、こういうのが
(某LIFEとかもそのように書かれたと聞きましたがあくまで伝聞レベル)
— piperauritum (@piperauritum) 2014, 2月 5
あったり笑 まあ、こういうのはあくまで、ゴシップの域を出ないと思いますが)
まあ、そういうのを、ごちゃごちゃと、Twitter ( @yz_xnaga ) で拾った範囲で、ツイートを並べながら書こうと思ってました(この辺、Togetter にまとめるかもしれません)。わたしとしては、作曲の方法としては全く問題なくて、「お涙頂戴」な「音楽ビジネス」の在り方の一面に問題がある。というかその辺、チーム「佐村河内」として、プロなら最後まで消費者を騙せよ、と。ディズニーみたいなもんだろ、と。それをバラすの、て相当恥ずかしいよ? すーぱーそに子がry あれか? 炎上か? 炎上商法か? と思って考えてたんですが。
なんとかかんとかのは、第一報はうげぇ〜って思ったけど、じゃあ作曲って何だ!? て思ったら、大したことじゃない。からやっぱり、「お涙頂戴商法に一部誤解を招く方法がありました」的な、商売の問題なんだろうな
— χηαgα Υμzο (@yz_xnaga) 2014, 2月 5
ゴーストライターが正体を明かすまでは。
で、そのゴーストライター、新垣隆という音楽家なんですが、
・新垣隆 – Wikipedia
・アーティスト(新垣 隆)
(これ、Wikipedia のページ、明らかに正体が明かされてからできてますね…(笑))最初この名前をみたとき、全然知らなかった。んですが、Twitter でフォローしてるガチな音楽クラスタがざわめき始めて。「え…、まじ…、あの人が…、なんで…?」みたいな。
ということで、新垣隆の楽曲を(これも Twitter で知ったんですけど)、Youtube で聴いたら。
だから、今回のなんとかかんとか(また名前を思い出せないんですけど、)の件は、新垣というモノ凄い音楽家を知れた、という点で、自分にとってはプラスでした。ありがとう、なんとかかんとか、いや、ありがとう、新垣! こんな素敵な音楽を生み出してくれて、本当にありがとう!
と、新垣のスゴさは置いておいて、もう一歩引いた視点でみると、また別の、もう音楽とはあんまり関係ないところで面白さが見えてくる。ちょっとまとめると、
- ゴーストライターが明かされない時点で、「物語」的な鑑賞に否定的だった Twitter の雰囲気が、(佐村河内名義の楽曲は「いただけない」と留保しながらも、)新垣擁護という新たな「物語」を作っていた(これは、特定の誰が、ということではなく、Twitter のわたしのタイムラインがそういう雰囲気を醸し出していた、という、多分に主観的なものです)
- 作者の経歴・人物が作品の解釈へ影響を与えるのと同じくらい、作品は作者の経歴・人物の解釈へ影響を与えるんだな、と(例えば、ハイデッガーがナチスに与したという経歴がハイデッガー思想の解釈へ影響を与えるのと同じくらい、新垣の本人名義の作品は新垣の経歴・人物を想像させるものなんだなあ、みたいな)
あとは、ゴーストライターの正体が判明した後のツイートで印象深かったのとして、
前衛音楽(すなわち「独創性」がナンボの世界)でやってるひとが,ゲーム音楽畑のゴーストライターを依頼されたのをこれ幸いにと,実名では評価されないような「パクリ」で好きなことやってた,ってのであればたいした醜聞だとは思うがどうだろ。
— wataruna (@wataruna) 2014, 2月 5
を挙げておきます。それと、ポピュラー音楽評論界隈がどういう反応をしたのか、てのでちょっと検索してみたんですが、誰も触れてませんでした! なんでや! めっちゃ面白いやろ!
まあ、あとは音楽とはあまり関係ない、ゴシップ的な関心に始終する雰囲気なので、(Togetter をまとめるかもしれない以外は、)この話題そのものについては、もう取り上げることはないと思います。
というか新垣隆ヤバい! もう1回動画貼っておくから! もう3回目だけど! 知らない人(自分もいま知ったところだけど)は聴け! ヤバいから!

