【音楽書 新刊】中世音楽の精神史: グレゴリオ聖歌からルネサンス音楽へ 2015/2/6 2017/2/24 音楽書 新刊・近刊 古楽研究の大家、金沢正剛が1998年に出版した同名の著書が、文庫版として登場。大幅に加筆・修正されているとのことです。 続きを読む
自分のために楽譜に記す必要性を感じなかった 2011/12/9 2017/3/2 ノート 金沢正剛(2010)『新版 古楽のすすめ』(音楽之友社)を参考に、自分なりに「古楽」について学んで、さらに本書を「音楽活動に対するオルタナティヴな提案」として曲解している(笑) ところです。「曲解」については、以下の記事を参考にしてください(笑) 音楽会の変化 作曲家・演奏家・聴衆 「聴衆の存在を必ずしも必要としない」音楽 さて、今回は楽譜の必要性(厳密に言うなら、「記譜」の必要性)について興味深い記述を紹介します。バッハ以後の音楽が、バッハ以前の音楽といかに新しいかを述べることで、バッハ以前は古い音楽 = 古楽だった、という説明のなかの部分です。 続きを読む
中世音楽(5)14世紀の音楽 2009/11/28 2023/2/10 西洋音楽史 西洋音楽史、中世の5回目です。前回までで中世音楽における「多声音楽」=「オルガヌム」の発展から、「モテット」の誕生まで、年代的には、9世紀〜14世紀までをみてきました。 今回は前回の言わば続きのような位置づけで、14世紀の音楽、特にフランス、イギリス、イタリアをみていきたいと思います。 続きを読む
中世音楽(4)オルガヌム 2009/11/21 2022/9/20 西洋音楽史 西洋音楽史、中世の4回目です。 前回は, 中世における世俗音楽ついて紹介しました。 中世音楽(3)世俗音楽 なお, 西洋音楽史の目次はコチラになります。 西洋音楽史 まとめ 続きを読む
中世音楽(3)世俗音楽 2009/11/14 2023/2/10 西洋音楽史 西洋音楽史、中世の3回目です。 本サイトの西洋音楽史全体の目次はコチラです。 西洋音楽史まとめ また, 中世音楽の目次はコチラになります。 中世音楽 まとめ 中世の音楽と言えばグレゴリオ聖歌、というのが、教科書的な西洋音楽史を読めば通俗的な理解であるように思えます。しかしもちろん、本サイトでも触れている通り、教会以外の音楽が全く存在しなかったわけではありません。 続きを読む
中世音楽(2)グレゴリオ聖歌 2009/11/7 2022/9/11 西洋音楽史 西洋音楽史、中世の2回目です。 本サイトの西洋音楽史全体の目次はコチラです。 西洋音楽史まとめ また, 中世音楽の目次はコチラになります。 中世音楽 まとめ さて、今回から具体的な中世の西洋音楽についてみていきます。 中世の西洋音楽と言えば、何と言ってもグレゴリオ聖歌です。 Gregorian Chant 続きを読む
中世音楽(1)古代ギリシアから中世へ 2009/10/31 2023/2/10 西洋音楽史 本サイトの西洋音楽史、今回から中世の音楽がテーマです 全体の目次はコチラです。 西洋音楽史まとめ 世界史的には中世は、4世紀頃のゲルマン民族の大移動(375年〜)から始まると言われています。では、西洋音楽史的に4世紀頃に、画期的な出来事があったかというと、そうではない、というのが通説のようです。 続きを読む