近代ヨーロッパ史および音楽の社会史を専門とする歴史学者, ウィリアム・ウェーバーの翻訳書『音楽テイストの大転換: ハイドンからブラームスまでの演奏会プログラム』が, 1 月に刊行予定.
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書籍情報
- タイトル:『音楽テイストの大転換: ハイドンからブラームスまでの演奏会プログラム 』
- 著者:ウィリアム・ウェーバー ( 松田 健 訳 )
- 出版社: 法政大学出版局
- 発売日: 1 月 25 日( 2016 年 1 月 3 日現在の予定日 )
何が、そして、誰が、「クラシック」となったのか。18世紀後半から19世紀終わりにかけて、ウィーン・ライプツィヒ・ロンドン・パリという音楽都市で、人びとの音楽テイストが分化していく過程を、当時の「演奏会プログラム」を分析して実証的にたどり、演奏会における各種の慣習の変化から、音楽そのもののあり方が転換していく一大パノラマを示す。当時のプログラムなど図版多数。
( Amazon 紹介文より )
ウェーバーの翻訳書は昨年, 『音楽と中産階級 〈新装版〉: 演奏会の社会史』の新装版が話題になりました.
著者既刊
- ウィリアム・ウェーバー 著, 城戸 朋子 訳『音楽と中産階級 〈新装版〉: 演奏会の社会史』( 法政大学出版局, 2015 )