初音ミクによる掛け合いラップ: 『みくすて!』解説 (3)「Why to VOCALORAP」

7 月 13 日に, Soundcloud, Datpiff から配信スタートしました『みくすて!』楽曲解説記事の 3 回目です. 前回は 2 曲目「PASS THE MIKU」について解説しました.

今回は 3 曲目,「Why to VOCALORAP」について.

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Why to VOCALORAP 解説

『みくすて!』のコンセプトは, ラップという視点からいうと, 3 タイプの初音ミクを使用して, それぞれ異なるフロウを作成することです. 『みくすて!』イントロに続く 2 曲目「PASS THE MIKU」では, ヴァース毎に, 異なるフロウを割り振りました. 対して 3 曲目「Why to VOCALORAP」では, ヴァースの内部で, 3 タイプの初音ミク「掛け合いラップ」を作成しました.

ヴァースは 3 つあって, 3 ヴァース目がラップというかセリフだけなのは, 2 Pac「Califolnication」を真似したかったからですね.

3 ヴァース目のあとのフックが, エフェクトなどを使ってどんどんカオスになっていくのは, 感覚のおもむくままに作りました.

インストのサンプリングソースは, 主に使用しているのは, Dennis Coffey「7th Galaxy」です. これを選んだのに特に必然的な理由はなく, 単に「「7th Galaxy」似合わせて初音ミクが歌ったら楽しいかもしれない, ていうところが大きいです.

基本になるリズムは, Nico Segal「Slip Slide」を参考にしています. 4 拍目にハンドクラップがくる感じとか.

あと, インストの部分でいうと, スクラッチを入れて 2 枚使いっぽい雰囲気を出したかったんですけど, これは Beastie Boys「Triple Trouble」がカッコよくて真似したかったからですね.

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