以前、老舗洋楽ロック雑誌『ロッキング・オン』の取り扱っているミュージシャンが2012年に似つかわしくないのではないか、という話題を取り上げました。
というか、ワタシが勝手に思っていただけですけれども。
『ロッキング・オン』についてはしばらく忘れていたのですが(笑、最近、Twitter でワタシと同じ思いをしていると推測できる発言を見かけました。
ロキノンの目次を見たら今が何年か一瞬分からなくなった。別に悪いという訳ではないが、ある種の諦めのようなものがモヤっと伝わってきて、つまりは楽しくない。 yfrog.com/ob50480351j
— 平蔵さん (@heiz00) 8月 1, 2012
ワタシも最新号の『ロッキング・オン 』を TUSTAYA で見かけましたけど。表紙が GREEN DAY っていうのに愕然としたというか(笑、もっと別の新しいミュージシャンはいなかったのか、と。
この発言に端を発し、いろいろな意見が提出されましたが、ワタシとしては、ロックファンはロックが古典化されてしまった事実を受け入れられることが出来なくて、その「受け入れられなさ」の「モヤっ」とをぶつける対象の一つとして、『ロッキング・オン』が槍玉に挙げられているのかなあ、という考えです。
つまり、おそらく先に引用した Twitter での発言に反応した人のほとんどが、今でもロックや『ロッキング・オン』やロックが好きだし、もしくは昔は好きだった、けど何か最近元気無いぞ! っていうのを、ロック的な態度? = 批判? で表している、と。そういうことなのかもしれません。