クラブ、風営法、ヒップホップ

現代ビジネス「ダンスが中学で必修化されて検査・指導・摘発が続き、悲喜こもごものクラブ経営者たち」(2012年4月12日(木)伊藤 博敬)という記事が掲載されていました。

これによると、4月から学習指導要領が改正されることに伴い、中学1、2年生で体育でのダンスが必修化。体育で習うダンスには「ヒップホップ」ダンスが含まれていいます。ヒップホップと言えば、DJ やらラッパーがいるクラブが主流。しかしこのクラブというのは、風営法的にグレーゾーンで、学校で教えるということとなれば、法的にグレーゾーンであるクラブを取り締まざるを得ない、という行政側の論理により、最近になってクラブの摘発が盛んに行われているとのことです。

ここまでは、以前からの言われているクラブと風営法の問題に加え、さらに学習指導要領も絡んできて、という内容です。それで、ちょっと最後の結論が笑ってしまうのですが(笑)、音楽愛好家からしてみると。そこだけ引用すると、
「どんな国にも規制はあり、深夜営業は禁じられている国が少なくない。ダンスにハマるのが若年層だからで、行政当局としては、「学校で教えるようになったら、クラブでの夜遊びが増えた」と、いわれないためにも規制強化が必要である。
 店側が、それを「矛盾」と受け止めるなら、大阪のように業態を変換のうえで、自主規制を強化するしかなく、そこにビジネスチャンスを見い出すのが、真の経営者なのである。」
えー、最後の結論が、「そこにビジネスチャンスを見出」せ! 経営者! という、まあ、「ビジネス」という名が冠されるサイトだから当然と言えば当然ですが(笑)、どこがニュースの「深層」なのか(笑) 確かにヒップホップはメイクモーマネーな連中もいますので、ロックとかフォークとかテクノとかハウスとか・・・以上に、資本主義とは切っても切れない関係にあって(そう考えると、ヒップホップとオタクって、もしかしてかなり精神的には近い価値観かも知れませんね・・・、あー、でもオタクの方が奴隷みたいな感じなのかなあ)、あ! そこか? そこが「深層」なのか? だったら納得しますが。

でも、もしクラブの経営者側が「学校で教えるようになったら、クラブでの夜遊びが増えた」と言われることが「矛盾」として「受け止め」ないのなら、どうなるんですかね(笑) いやだって、矛盾しませんよ、これ。でかいクラブなら ID チェックとか厳しいですけど、DJ バーとかだと、そんなんないですから。さすがに中学生が入ってきたら断るかもしれませんが、それでも夕方からのパーティーとかもありますし。もちろんお酒もでますし。

解り易く風営法とクラブの問題を説明してくれた、というそれくらいの記事ですね、これ。いや、あくまで音楽愛好家の立場から言うと、ですよ。

だいたい、学校で体育でヒップホップを教える、というのがよく分からなくて(笑) 体育でヒップホップを教えるのであれば、音楽ではラップ、美術ではグラフィティ、歴史では、何ですかね、黒人奴隷史? アフリカ史? みたいなのを教えないと、釣り合いとれません(笑)

まー、そもそも学校で教わったヒップホップなんて本当のヒップホップではありませんから(笑) これ、「軽音部」とかにも言えそうですけど、顧問とかついている時点でロックではないですから(笑) ロックもヒップホップも、音楽というより価値観なので。

あ、でもあれですよ、中学入学したてのコとかが、親から「すぐ成長するから大きめの買いなさい」とか言われて、だっぼだぼの学生服を着ているのとか、あれはリアルヒップホップですから(笑)

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