本サイトのエントリー, 「演奏時間639年の音楽、第二のコードが鳴らされる 独」に関連して。
2007年に、「知らなくても生きていける雑学がならぶブログ」に掲載された、ジョン・ケージに関する記事。
ここで紹介されているのは、「世界一長い曲」ランキング。記事によると、
1位 ジョン・ケージ 〈Organ2/ASLSP〉(639年)
2位 カールハインツ・シュトックハウゼン 〈336年〉(336年)
3位 アルネ・ノールヘイム 〈スカンジナビア館のテーマ曲〉(102年)
4位 ラ・モンテ・ヤング 〈12日間のブルース〉(12日)
5位 カールハインツ・シュトックハウゼン 《光(一週間の7つの日)》(28時間)
だそうだ。ちなみにシュトックハウゼンの〈336年〉てググってもあまりよくわからなかったのだが。
で、ん? シュトックハウゼンの《光》? これは複数曲で構成されているオペラなので(ポピュラー音楽における ア ル バ ム のようなもの)、「楽曲が長い」というのとは少し違うのではないか? これを含めてしまうと、例えば バ ッ ハ 全 集 2 5 0 枚 セ ッ ト ! みたいなのはどういう扱いになるのか。複数曲で構成された作品は、あくまで作曲者の指示に従う、とかいうルールのがあるのだろうか。だったらケージは外さねばならんよなあ