バリトン歌手、合唱指揮者、ヴォイストレーナーで宇都宮大学名誉教授である石野 健二による、人体の構造に基づいた発声のメカニズムを解説する『歌と身体のメカニズム: 自然で美しい声を求めて』が、アルテス・パブリッシングから 8 月 27 日に出版予定。
書籍情報
- タイトル:『歌と身体のメカニズム: 自然で美しい声を求めて』
- 著者: 石野 健二
- 出版社: アルテス・パブリッシング
- 発売日: 2020 年 8 月 27 日
※情報は 8 月 21 日時点のもの
内容紹介
多くの有力合唱団のヴォイストレーナー、指揮者として活躍する著者が、
自然で無理のない発声とは何かを、人体の構造にもとづいて実証。
美しい声の秘密がいま解き明かされる!信長貴富さん(作曲家)推薦!
「著者は私が所属していた大学合唱団の恩師。
当時教わった発声の理論がさらに深化し、
集大成されてこの本に収められています。
とかく個人の感覚のみに頼りがちな
声楽テクニックの普遍的な解がここにあります」オペラやドイツ・リートの分野で活躍し、
ヴォイストレーナーとして数々の有力合唱団をコンクール金賞に導いた著者が、
長年の研究により確立した理論を1冊に凝縮。1.発声のメカニズム、トレーニング方法、歌唱への応用法などをきわめて具体的にわかりやすく解説。
2.発声における筋肉の支えを「動的バランス」という視点からとらえ、いかにして声を支え、力の抜けた感覚を得るかを詳述。
3.多数のイラストにより、発声の身体感覚をつかむための簡単な補助運動を図解。これまでイメージで語られてきた「美しい声のつくり方」が科学的に実証される!
https://artespublishing.com/shop/books/86559-217-7/ より
著者情報
バリトン歌手、合唱指揮者、ヴォイストレーナー、宇都宮大学名誉教授。
https://artespublishing.com/shop/books/86559-217-7/ より
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科独唱専攻修士課程修了。
栗山文昭、須賀靖和、酒井弘、原田茂生各氏に師事。
バリトンとして数々のオペラに出演、フィガロ、ジェルモン、エスカミーリョ、 シャープレスほかを演じ、また、シューベルト《冬の旅》《白鳥の歌》、ブラームス《4つの厳粛な歌》、 マーラー《さすらう若人のうた》ほかによるリサイタルをおこなう。
ヴォイストレーナーとして多くの合唱団にかかわり、全日本合唱コンクールで金賞受賞の実績をもつ。
出版社近刊・新刊
- カエターノ・ヴェローゾ(著)・国安真奈(訳)『熱帯の真実』
- ベルンハルト・ケレス(著)・ベッティーナ・メーネ(著)、石田麻子(日本語版監修)・後藤菜穂子(訳)『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』
- ザビーネ・ヘンツェ゠デーリング(著)・ジークハルト・デーリング(著)、長木誠司(訳)『オペラがわかる101の質問』
- 濱田滋郎(著)・高瀬友孝(写真)『約束の地、アンダルシア: スペインの歴史・風土・芸術を旅する』
- 筒井はる香 (著)『〈Booksウト〉フォルテピアノ: 19世紀ウィーンの製作家と音楽家たち』