
すごく素敵な音楽に出会った。その感想を誰かと共有したい、そうだ、インターネットにレビューを載せてみよう…、というふうに、音楽レビューを書こう、書きたいと思っても、なかなか筆が進まないときがありますよね。
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続きを読む一度あるジャンルが流行すると、そのジャンルのテンプレートが形成されて、そのテンプレに則った楽曲ばかりになってしまうのは、音楽の流行によくあることです。それが、クラブミュージックというか、ダンスミュージックというか、分かりやすく・例えば、EDM のサブジャンルといった場合にはなおさらなんですよね。というのも、DTM が発達しているから。EDM のようなエレクトロニックな音楽ジャンルの場合、DTM 、つまりパソコンを使用して楽曲を制作するのですが、そのとき、DAW (Digital Audio Workstation) というソフトウェアを使用するんですね。この DAW は、いろいろなソフトウェア会社からいろいろな種類のものが発売されているのですが、概ね、「テンプレート」が用意されています。ヒップホップ「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、ハウス「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、そして、流行りのEDM「風」のトラックを制作したい場合のテンプレ、というふうに。
続きを読む「サブスク時代にはイントロが短くなる傾向がある」という統計があるようです。
2018 年、セルフ・タイトルのデビューEP『Lil 農家』が局地的な人気を集めた Lil 農家。
しばらく音源のリリースが途絶えていましたが、コロナ禍の流行に乗って Tokyo Drift Freestyle である「農道 drift」を公開しました。
現在進行形のジャズと言うと、日本のリスナーからしてみると、やはりどこか、テン年代以降は、Robert Glasperとの距離感、あるいは、Kamasi Washingtonとの距離感という観点からなかなか逃れられないでいるのではないでしょうか。
続きを読むYouTube で適当に動画をザッピングしていたら、ぐうぜん目にした「トロピカル・ヒップホップ」の文字。正確には、アルファベットで「Tropical HipHop」なんですが。これはアリだな、と思いましたね。その考え方、概念があったのか、って。その、「ヒップホップ」と意外性かつめちゃくちゃいい感じに相性が良いと言葉の組み合わせとして、「サイケデリック・ヒップホップ」以来というか。その2つ、なかなかわからないだろうけど、いや、実際はあってしかるべきだろう、ていうその 2 者の組み合わせ。それが、「トロピカル・ヒップホップ」ですね。
くすんだエレキギターのコードストローク、もたついたグルーヴ、そしてアンニュイで透明感のあるボーカル。そして 8 月リリース予定のアルバム『My Favorite Shrine』からの先行シングル「Favorite Girl」は 1 分半という短さ。何から何まで完璧ですね。
2014 年に発表した『Feckin Weirdo』での、当時のビートのトレンド取り入れつつも何段も突き抜けた怪グルーヴっぷりと、ASMR 的な効果のある緻密な多重録音で話題になった、NNAMDÏ。 続きを読む
3 月に編著書『楽譜でわかる 20 世紀音楽』を刊行したばかりの国立音楽大学教授・久保田慶一が、音楽分析 = アナリーゼという視点から音楽史を捉える『音楽分析の歴史: ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ』を発売予定。4 月 8 日に春秋社から。価格は 3,960 円。
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