グールド関係の翻訳のほか, マーシャル・マクルーハン, カナダ文学, ロシア文学など幅広い分野をカバーする宮澤 淳一, ハンガリー音楽を中心とした研究者の横井 雅子, そしてケージを中心に現代音楽を研究している白石 美雪の 3 人による音楽書, タイトルも直球の『音楽論』が, 3 月に発売予定. 武蔵野美術大学出版局から.
「 音楽学 」一覧
【音楽書 近刊】David Beard 他『Musicology: The Key Concepts』
2005 年に出版された Routledge の『Musicology: The Key Concepts』の第 2 版が登場. 2 月 8 日に発売予定. 続きを読む
【音楽書 近刊】Lawrence Kramer『Thought of Music』
フォーダム大学で音楽を専門に教鞭をとり, 多数の音楽書を執筆している Lawrence Kramer. Interpreting Music ( 2010 ), Expression and Truth: On the Music of Knowledge
( 2012 ) につづくKramer 音楽書の 3 部作が, 1 月 12 日発売予定の The Thought of Music
でついに完結. 続きを読む
哲学系の事典で「音楽」はどう論じられているのか?: 『哲学事典』(平凡社)「音楽学」のノート
音楽は哲学的にどう議論されているのか、あるいは議論されてきたのか。その大枠を捉えるために最も有効な手段のうちの1つが、「事典を調べる」でしょう。ということで、様々な哲学・思想系の事典で音楽に関する項目をノートをつくってみることにしました。調べてみるとけっこうでてくるものですね。
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「<音楽する>とはどういうことか? …」
『アルテス Vol. 1』【Amazon】に、クリストファー・スモール『ミュージッキング』【Amazon】の書評が載っており、そこに「ミュージッキング理論への批判を整理」した論文として、中村 美亜「<音楽する>とはどういうことか? : 多文化社会における音楽文化の意義を考えるための予備的考察」が紹介されていた。
これは、東京藝術大学附属図書館のウェブサイトから、「電子版 音楽学部紀要」の一部としてダウンロードできる。
私としては『ミュージッキング』はかなり興味深く読んだのだが、しかし全面的に賛成できるわけではない。ミュージッキング理論を多角的に理解するためにも、参考にしたい。
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