初音ミクが自らの存在についてラップしまくる!: 『みくすて!』解説 (4)「初音ミクの実存」

7 月 13 日に, SoundcloudDatpiff から配信スタートしました『みくすて!』楽曲解説記事の 3 回目です. 前回は 3 曲目「Why To VOCALORAP」について解説しました.

今回は 4 曲目,「初音ミクの実存」について.

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「初音ミクの実存」解説

まず歌詞について. 歌詞は, ハイデガーを中心に, それにとどまらず, 近年の実在論といった哲学の学説を, 韻を踏みながら紹介する, そこにちょろっと初音ミクを絡める, といった内容になっています.

いわゆる「哲学的な歌詞」というのはよくありますが,「哲学の歌詞」というのはあまり聴いたことがないので, 作ってみたかったんですね.

でも, 作ってみてわかったんですけど, ギャグにしかならないですね (笑) 哲学の学説を韻を踏みながら紹介する歌詞って.

次にインストですが, IBM 7094 の歌った「Daisy Bell」をサンプリングしています. IBM 7094 は,「初めて歌ったコンピュータ」ということで, 初音ミクの存在の根拠みたいな感じなんですね. その雰囲気を音楽的に分かりやすく表したかった.

あと, 男性の声をループさせているんですが, これはハイデガーの肉声です. 若干加工していますが, Chipmuk Soul っぽい雰囲気を出したかったからなんですが, まあ, 真似で終わってますが (笑)

ボカロパートですが, 初音ミク Original だけを使用しています. いわゆる「ソロ」てやつですね. このミックステープでは, 3 タイプの初音ミクを使い倒す, ていうのがテーマの 1 つになっているんですが, そういったテーマの中でも, ソロ楽曲があってもいいんじゃないか, て思って, オリジナルだけを使用しました.

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