本年中は, 音楽的、音楽論的をお読みいただき, 本当にありがとうございました. 昨年, サイトの URL を新たにして, 今年はほぼほぼリニューアル作業が終わりました. リニューアル作業中にいくつか書きました記事は, いずれもほとんど, たくさんの読者の皆様方の目にとまることとなりました.
来年も引き続き, 音楽ファンが楽しめるような記事を書けるよう, 努めていく所存です.
ということで, 本サイトの 2017 年人気記事まとめです.
目次
アニメ『けものフレンズ』は OP 曲「ようこそジャパリパークへ」もすごーい! たーのしー!
最もアクセスを集めたのがこの記事です.『けものフレンズ』人気, スゴかったですね. 2 期の監督が変更になってしまうのは自分としても本当に残念です. が, 監督: 草川啓造, 脚本: 花田十輝な『けもフレ』も観てみたい気がします. ていうかそっちの方がある意味絶対面白いやろ.
音楽としてホントにギリギリセーフ: 16 歳のラッパー, Lil Pump の怖いものなさ
今年後半になって, Lil Pump くんの知名度が日本でも上昇したのか, かなり多くの方にお読みいただきました. サウンドクラウド・ラップというムーブメントは, Lil Peep くんの急逝とともにだんだん先細りしていくのではないか, と, 予想しています.
こういう流行は旬なもんなので, その年に楽しんだもん勝ち, ていうことで.
祝 20 周年! Dragon Ash のオススメ曲 20 選
20 周年を迎えたDragon Ash のオススメ曲についての記事も, けっこうお読みいただきました. アルバムもめちゃくちゃカッコよかったですね.
- 最新作が常に最高傑作. Dragon Ash『MAJESTIC』
20 周年を迎えてもなお攻め続けるロックバンドとしての姿勢, 本当に尊敬します.
初音ミクを使用した楽曲の良さが未だに分からない
この記事は多くの方からの批難をいただきました. いただいた批難のなかで納得してしまったのは, 何百年も歴史のあるピアノと, まだまだ 10 年そこそこのボカロを比べるのはそもそもおかしいというもの. そうですね, その通りだと思います.
歌声音声技術による音楽はまだまだ発展途上で, これからだと.
ボカロ曲に共通した音楽的特徴はあるか
初音ミク 10 周年に合わせて公開した記事です. 元ネタにした川本聡胤の本は, ボカロ曲だけでなく, 昨今の日本のポピュラー音楽について本当に参考になりますので, ポピュラー音楽リスナーは必読だと思います.
6 位以下は以下の通りです.
6. 暴力的なフロウは, インストを支配する: Lick G「Trainspotting」の構造
7. シカゴ発の癒し系ヒップホップ! Sir The Baptist『Saint or Sinner』
8. Nico Segal による新バンド The JuJu がデビュー作『Exchange』をリリース
9. ロックとヒップホップは, 再び邂逅するのか?: XXXTentacion『17』
10. もう CD なんか要らない: 音楽マニアが CD を処分した 3 つの理由
今年は, 新譜紹介の際, 単に新譜がリリースされたよ! てだけでなく, ちょっとしたレビューも書いてみました. それに力を入れた結果, もっと一般的な, コラム的な記事をあまり書けなかったのが反省点ですね.
来年はもっとコラム的な記事を増やしていきたい!
ということで, 来年もよろしくおねがいします!