2008 年から準備されていた Lil Wayne と T-Pain のコラボ作『T-Wayne』がついにリリース!

2008 年と言えば, 9 年前. いまでは Lil Wayne を聴くことに全く抵抗なくなったんですが, 個人的なリスナーとしての趣味を申し上げますと, 2008 年当時は Lil Wayne なんて全く聴けなかったですね. Cut Chemist とか, J. Rocc とか, そういうのがカッコいいヒップホップだと思ってました. いわゆる, アンダーグラウンド・ヒップホップっていうんですかね.

そう言えば, アブストラクト・ヒップホップなんていう言い方もありましたね, あの界隈はどこに行ったんでしょうか. まだ元気なんでしょうか.

なんていうですね, もう, 移り変わりの激しいポピュラー音楽界隈からしてみると, 9 年前なんておそろしいほど昔の話で. もう一度個人的なところを申し上げますと, その 9 年前なんて Lil Wayne の「リ」の字くらいしか知らなかったんですけど, その当時から流行っていて, そしていまでも大物ラッパーとしてコラボなんかですごいひっぱりだこ, な Lil Wayne が 8 年前に T-Pain と企画して間を置かずしてボツにしてしまった作品が, ついにリリースされました.

「ついに」とか言って「別にお前 9 年前はそんな Lil Wayne とか知らんかったやろ」と言われたらその通りなのでなんとも言えないところではありますが. が, US の音楽サイトなんかを見ると, かなりかなりかなりかなーりな待望感が伝わってきます.

T-Pain も T-Pain で 2008 年当時は, 自分は全然追いかけてなかったんですけど, いま後追いで聴くとめちゃくちゃ流行っていて, なんせいまフツーに US の R&B 系シンガーなら使うのがフツーなオートチューンをがっつり使い始めた元祖で.

その 2 人の共作アルバムがあるぞ, ていう情報だけは, 当時からじわじわ広まっていて,

で, ようやくですから. 待望っていうか, 「信じられない!」みたいな感じですかね. 今回のリリースまでの経緯というか動向というかは, T-Pain から見られて, ツイッターで今回のアルバム『T-Wayne』についてちょっと言及したんですよね, 5 月 17 日に.

で, そっから, 本当にリリースされた, ていう.

なんで 2008 年 2008 年言っているのかというと, Lil Wayne と T-Pain が共同制作し始めたのが, 2008 年かららしいです. それで, なんでいままでリリースがのびのびになってしまったか, ていうか, 当時きっちり完成させられなかったのかというと, 2010 年に Lil Wayne が銃器不法所持で一時期収監されてたのが原因のようです.

2008 年頃にまったく 2 人の共作がリリースされていなかったかというと, そういうわけではなくて, 2009 年に T-Pain の楽曲「Can’t Believe It」に Lil Wayne がフィーチャリングされています.

『T-Wayne』はつまり,「Can’t Believe It」以降の 2 人の共同制作の成果, ということです.

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ミックステープ情報

  • タイトル: T-Wayne
  • アーティスト: T-Pain & Lil Wayne
  • リリース: 5 月 18 日

今回リリースされた『T-Wayne』は 8 曲が収録されていて, いずれもオフィシャルには未発表曲 (なかには「Waist of a Wasp」みたいな, ここ数年のうちにウェブ上でリークされてしまったものもありますが…).

で, ヒップホップの「つながり」的な意味合いで興味深い楽曲は「Breathe」でしょう. 「Breathe」は Nicki Minaj の「Did It on’Em」と同じインストを使用していてるんですけど,

「Did It on’Em」は Nicki の2010 年にリリースされたアルバム『Pink Friday』に収録されているんですよね. これは, Lil Wayne が,『T-Wayne』がお蔵入りになってしまったあとに Nicki Minaj にビートを提供した, てことかもしれません.

ぱっと一通り聴いた感想としては, まずは, すごくいま流行ってる感じ! ていうわけでもないですけど, けど決して古くさいくないインスト. トラップが完全に流行ってしまう前の, でもそういう雰囲気取り入れつつの, シンセ主体のヒップホップのインストがすごくカッコいい. あと, 生音系のサンプリングもいいですね.

あとは, T-Pain ががっつりラップして Lil Wayne がどちらかっていうとオートチューンのキツくかかったメロウなフロウだったりで, なんか印象と逆! みたいな楽曲もあったりして, そこが面白かったり.

9 年越しの企画のリリース! ということで, 正直新しさ的にどうなの? と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが, ぜんぜん, 2017 年の夏に聴くためのラップです. オススメ!


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