七夕なのですが、空気を読まずに音楽についての話題を。
Twitter で、糖類の上 ( @tinouye ) 氏が、いわゆる「ラ = 440 Hz」の由来の俗説について発言しておりまして、その延長で、ワタシが気になっていたある書籍が紹介されていました。
まずは糖類の上 ( @tinouye ) 氏の発言をどうぞ。
RT @tinouye: いまだに赤ん坊の泣き声(さらにすべての動物という説まで)はA(ラ)の音で、それに基づいて440Hzに定められている、というトンデモを信じている人がいるのは驚くべきことだ。 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
RT @tinouye: きっと17世紀から18世紀にかけての赤ん坊は今より半音程度低い泣き声をあげていたということなのだろう。そして不思議なことにフランス(ヴェルサイユ近辺)ではさらに半音程度低かったという謎があるに違いない。 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
RT @tinouye: さらに不思議なことに、世俗で生まれる赤ん坊と教会で生まれる赤ん坊とでは、半音または全音程度の泣き声の高さの違いもあったらしい。。。。 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
RT @tinouye: 現在の調査ではバロック時代でも町ごとで微妙に赤ん坊の泣き声の高さの違いがあって、それは390Hz〜450Hz程度にばらついているらしい、、、 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
RT @tinouye: バロック時代からじりじり赤ん坊の泣き声の高さは上がってきてるが、なぜかルネサンス時代は現在よりも高いときもあり、それがなぜ突然全音以上バロック時代に下がったのかは、赤ん坊の生態としても永遠の謎である。。。 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
RT @tinouye: ちなみにバロック時代にドイツ人やイタリア人の夫婦から生まれた赤ん坊の泣き声が低いと、妻がフランス人と密通したに違いないと、訴えられたのかもしれない、、、、(逆パターンもあり) #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
と、皮肉まじりに俗説を否定していらっしゃるのですが、
RT @tinouye: 現在でも赤ん坊の泣き声のピッチは一定でなく、ベルリンあたりでは数ヘルツ高いという説もある。ちなみに現在の赤ん坊の泣き声が440Hzなのは、国際的に定めたのではなく、ロックフェラーの陰謀らしい、、、、 #赤ん坊はA(ラ)の音で泣く— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
え? ロックフェラーの陰謀だと!?
RT @tinouye: ってことで、現在のAが440Hzに定まったことに関しては、こんなトンデモ本が最近翻訳されているので、ちょっと読んでみたいかも。「ジョン・レノンを殺した狂気の調律A=440Hz 人間をコントロールする「国際標準音」に隠された謀略」http://t. …— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
いや、この書籍ですね、前から気になってたんですよ(笑)
まあ、どう考えてもトンデモ本なのですが、書店によってはですね、何故か音楽コーナーに置かれていたりして(笑、気になりますよね。タイトルからして。
RT @tinouye: ↓さっきのトンデモ本については、アマゾンレビューを読むと概要がわかるので一読をおすすめする。440Hzは狂気を呼ぶ高さで、C=528Hz(A=444Hz)がすばらしい効果のあるピッチらしい、、、ベルリン・フィルとかすごいかも(をいをい— Xnaga Yuzoさん (@yz_xnaga) 7月 6, 2012
え? アマゾンのレビューが詳しいって!?
と、いうことで、覗いてきました。
で、実際読んだらですね、
の方がすっきりしてて分かり易かったんですが、
が秀逸ですね!ちょっと引用しましょう。
A=444Hzを基準にすればC=528となることから、音楽(特に一般大衆に浸透しているポピュラー・ミュージック)によって世界の愛の波動が大きくなることを狙っているのです。
なるほど。愛の波動か〜。逆に考えると、A = 440 Hz で音楽を演奏することで、気になるアノ子を思い通りに操れちゃうかもしれませんね!