奥田民生『car songs of the years』レビュー: さよならジオシティーズ! 過去記事一挙転載(11)

ジオシティーズが… 終わってしまう… このままでは… 高校の頃にしたためていた音楽レビューが消えてしまう… なんとか救出しないと… とあたふたしていたのですが, パソコンを検索したら出てきました! ということで, せっかく発見したので,「さよなら, ジオシティーズ」と題して, 過去に書いた音楽レビューをこのサイトへ転載することにしました. 11 回目は, 2001 年 1 月にリリースされた奥田民生のアルバム,『 car songs of the years』レビュー. 文章はほぼそのまま!

ではどうぞ…!

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奥田民生『car songs of the years』レビュー

車に関する楽曲を集めた、BEST盤。

急ぎの用事だとか、そういうときにこれを聴いてはいけない。
何故か。それは、車を好きになってしまうから。
車を好きになって、「用事なんていいさ」で、このままドライブになってしまうから。

例えば、こういうときに聴きたい。
あてもなく、車を運転したくなったとき。
あ、そのままじゃん。でも、本当にそんな感じだ。

決して猛スピードを出してはいけない(とは言え、自ずとスピードダウンしてくる)し、
車に、別に大きなロマンを求めてもいけない。
車の魅力って、こんなところにあったのね。
なんか、民生師匠の音楽のスタンスを書いてるみたいだ。

そして、何より聴いてほしい人たちがいる。
激しいユーロビートを車内にズンズン鳴らしている、サーファー系(?)のオニイさん方に。

そう、さり気ないBGM。
“だけど好きなんだ、あなたを~”。

・・・、と、ここまでは、前半の新曲4曲に向けたレヴュー。
新曲が入ってるとはいえ、BEST盤独特のイヤーな臭いは、ぬぐいきれない。
師匠は、雑誌のインタヴューで、こう語っている。
「次のアルバムまでの、時間稼ぎ。」
こんな半端な(いい意味で)アルバムで、次まで待てってか?
なんて見事な引きなんだ。

次回作には、猛スピードって言いうのも、期待してしまう。

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