「 音楽書 新刊・近刊 」一覧

アナリーゼという視点から音楽史を捉える一冊: 久保田 慶一『音楽分析の歴史: ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ』

3 月に編著書『楽譜でわかる 20 世紀音楽』を刊行したばかりの国立音楽大学教授・久保田慶一が、音楽分析 = アナリーゼという視点から音楽史を捉える『音楽分析の歴史: ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ』を発売予定。4 月 8 日に春秋社から。価格は 3,960 円。

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[音楽書 近刊] グリフィス・ポール 『文化のなかの西洋音楽史』

The Times 紙や The New York Times 紙で音楽批評を担当し, オペラ台本作家や小説家としても活躍, さらには『ニュー・グローヴ音楽辞典』編集スタッフの経験もあるイギリスの音楽評論家, グリフィス・ポールの著作『文化史の中の西洋音楽史』の翻訳が刊行予定.

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[音楽書 近刊] 皆川達夫『キリシタン音楽入門: 洋楽渡来考への手引き』


中世・ルネサンス音楽の権威である皆川達夫が 2004 年に発表した, 640 ページにも及ぶ, キリシタンに着眼した日本における洋楽受容史の大著『洋楽渡来考: ―キリシタン音楽の栄光と挫折』. この『洋楽渡来考』には, DVD 付きの関連 CD ボックス (『洋楽渡来考』(2006) ) や, 続編の『洋楽渡来考再論 箏とキリシタンとの出会い』(2014) といった関連書籍があるのですが, 正直どれもけっこう高価でして, 貴重な資料でかつ音楽的にも楽しめそうなので, 手許に持っておきたいところですが, なかなか手軽に手を出せる値段ではありません. 続きを読む


[音楽書 近刊] 中嶋恒雄『禅の作曲家 佐藤慶次郎: こころの軌跡とその作品』

早坂文雄に師事, 武満徹・湯浅譲二・秋山邦晴らによる前衛芸術家チームである「実験工房」に参加し, 代表作に「ピアノのためのカリグラフィー」(1960) がある音楽家・佐藤慶次郎 (1927 – 2009) の評伝『禅の作曲家 佐藤慶次郎: こころの軌跡とその作品』が発売予定.  続きを読む


[音楽書 近刊] クレオール・パオラッチ『ダンスと音楽: 躍動のヨーロッパ音楽文化史』

アルテスパブリッシングから, ヨーロッパの舞踊曲をテーマにした音楽書 (翻訳書)『ダンスと音楽: 躍動のヨーロッパ音楽文化史』が 4 月 26 日に発売予定. 著者は, 歴史学者・音楽学者のクレオール・パオラッチ. 続きを読む




【音楽書新刊】ジェフ・チャン『ヒップホップ・ジェネレーション[新装版]』

1968 年から 2001 までのヒップホップ年代記. 2007 年に翻訳が出版された同名書が, 新装版として登場. アメリカの社会問題とヒップホップの成立史の関係を明らかにしてく同書には, DJ クール・ハーク, アフリカ・バンバータ, グランドマスター・フラッシュ といった初期ヒップホップのレジェンドだけでなく, ボブ・マーリー, リー・スクラッチ・ペリーらレゲエ勢や, マルコム・マクラーレンやザ・クラッシュらパンク勢も取り上げられています. 続きを読む



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