正直もう、声出しもモッシュもできないと思ってたけど: FUJI ROCK FESTIVAL ‘23

2023 年 7 月 28 日 〜 30 日の 3 日間、開催されているフジロックフェスティバル。3 日目の 30 日に、Lizzo 目当てで行きました。

もちろん Lizzo 以外にもいろいろと観たので、それぞれライブ・レポート。

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STARDUST REVUE

言わずと知れた、1981 年デビューのベテラン・バンド。まずは冒頭 3 曲、挨拶がわりの有名ナンバー。

特に「木蓮の涙」が聴けたのは本当に良かった … 「人生で生で聴きたい楽曲リスト」というのがあるなら、「木蓮」は必ず入りますよね。

そこからはロック・フェスらしい盛り上がる楽曲。MC も軽快で、他のアクトとは違う一面も。

最後はフジロック・オリジナル曲ということで、盛り上がりました。

100 gec

バキバキに加工された声、キャッチーな歌メロ、強度のあるインスト。

いかにも海外アクトなライブ。これぞフジロック。生でハイパーポップ系を聴いたのは初めてだったので、新鮮でした。

好きな音楽性なので最後まで観たかったのですが、3、4 曲終わったところで YUKI を観に GREEN STAGE へ。

YUKI

正直に言うと大変恐縮ながらあまり期待していなかったのですが、とても良かったです。

まずスゴい声量。

そして往年のヒットソングを中心に構成されたセットリスト。

「JOY」「長い夢」「プリズム」あたり、好きな曲も聴けてよかった。

縦横無尽にかけまわる YUKI の姿もあいまって、なんだか泣いてしまいました。

BAD HOP

バッチバチのブッリンブリンなステージでした。しかも DJ + バンド編成。クラップや細かいハイハットなどは DJ で、それに同期して生演奏。

なんですが、キック、ベースも、打ち込みかと思うほど十分な迫力。

キツめのトラップばかりかと思ったら、意外としっとり系の楽曲も (もちろんトラップだけど)。
緩急のあるセットリストで、全く飽きのない構成でした。

8 人の佇まいもとにかくクールで、そう言えば私、アイドルのライブとか観に行かないので、マイクパフォーマーが 8 人もいるステージは初めてかも。観るの。それぞれ個性があって、動きに。ヒップホップでしたね。

とにかく楽曲もメンバーの立ち振る舞いも大迫力なんですが、加えて、VJ もね、良かったですね。ステージ上の 8 人をリアルタイムでスクリーンに投影して、さらに加工する、ていう。アートな一面もありました。

舞台演出はこれにとどまらず、炎や花火も。これは舞監やりがいありますよね。

音楽性もステージ装置も相当、オラついてたんですが、打って変わって MC では自分たちの考えを丁寧に伝えていましたね。フジロック出演の経緯とか、バンド編成は初挑戦だったこととか、BAD HOP 初体験のフジロッカーのために自己紹介とか。そして解散への想いなど。しっかりオーディエンスに語りかけてくれましたね。

客層はいろんな人がいましたね。BAD HOP だけを目当てに来ているような人は少ない印象でした。

もう私は BAD HOP を観ることないと思うんですが、日本のヒップホップ、ここに在り! と印象的なライブでしたね。

この日、ここまで見てきたライブと比べても相当、完成度高かったし、Lizzo の前でも全然。そう考えたら遜色なかった、と、終わった直後は思ってました。

終わった直後はね。

いや、Lizzo ですよ …

この後の…

こういうとファンは怒るかも知れませんが…

でも Lizzo 観たら納得ですよ…

マジで…

Lizzo

Lizzo はね、もうスゴ過ぎて。

やっぱり、これ目当てで来たんですけど、でも、正直、フジまで行くの、ツラいな、て思ってたんですよね。

でもね、来てよかった。

マジで。

いままで野外フェスで、いろいろブラックミュージック系のライブ、観てきたけど、ダントツでしたね。

Lizzo。

これがアメリカか…!

て感じ。

これがアメリカ…!

これがアメリカか…!

ということで、別記事にしましたので、Lizzo ライブレポ、こちらをお読みください!

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