本サイトでは現在、西洋音楽史についてまとめています。
前回はコチラ。
なお、西洋音楽全体の目次はコチラ。
「聴き方」というタイトルだけど、
実際には「音楽を語る」ことが議論の中心の本。
音楽を「語る」という行為は、最終的に不毛だと思う。
これは著者も言っているし、俺個人としてもそう思う。
でもそれは聴き手にとってのみで、あらゆるレベルでの作り手にとっては、
語ること、言葉にすることは、音楽にとっては不可欠になる。
それに、音楽を「語る」という行為が不毛であることは、
19世紀の西洋音楽社会に一般化した、
音楽「公演」と、「批評」と原因がある(らしい)。
現在、本 web サイトでは、西洋音楽史についてまとめています。
前回のエントリーでは、「音楽の起源」について簡単にまとめました。
さて今回は、音楽理論について簡単に取り上げます。私たちが音楽的行為をする際、各民族によって独自の理論が存在していると言われています。音楽の歴史、特に西洋音楽史と音楽理論が密接に関係していて、音楽理論の発展が音楽史の発展と言っても過言ではありません。 続きを読む
Sugar Soul の往年の名曲、〈Garden〉のカバーが秀逸かつクソという、完全に分裂したもので、それが聴きたくて買ったのですが、ほかの曲がいかんせん全部クソ。「楽曲」はクソだけど、May.Jの歌声は形容し難く素晴らしい。 続きを読む
カップリングの〈All You Need Is Love〉カバーがかっこ良すぎます。 続きを読む
1曲目、〈Crazy Naked Girl〉がカッコ良い! 続きを読む
あえてジャンル分けするとエレクトロニカなんだろうけど、My Space に無数にあるような、 鼻くそほじりながらマウスでペペペと音並べて作られたような、ジャンク音楽とは明らかに一線を画している、という印象です。それは坂本龍一の「音律」に対する膨大な知識がそうさせています。 続きを読む
ポップミュージックの定義は非常に難しい。
「ポップ・ミュージックは地域性を失った民族音楽である」、というポップミュージックについての定義がある。でもこの定義は、考え直す必要があるだろう。というのも、地域性のない都市から発生した(だから、ポップミュージックの範疇であると考えられる)アンダーグラウンド音楽の中には、「ポップ」であると言い難い音楽があるからだ(「ポップミュージック」という言葉と「ポップ」という言葉の関係は、とりあえず別の機会に譲る)。 続きを読む