MPC Live 2 を、 私は「持ち歩ける DAW」と呼んでいます。 それほど多機能で、音楽制作に必要なワークフローをこれ 1 台でほぼ完璧に完了できるくらい なのですが、その分、操作を覚えるのに、少し時間がかかります。 特に、DAW などの経験が全くない場合はそうです
続きを読む私たち音楽ファンはウクライナのために何ができるか
「やっちまったな、プーチン」。
「ひるおび」で速報が伝えられたとき、思わず Twitter にそう書き込みました。おびただしい数の速報が流れてくるなかですでに記憶は曖昧になってしまいましたが、確か「ひるおび」で伝えられたのは、キエフで爆発音が聞こえたという速報でした。そこから、速報、速報、速報。海外のニュースではこのように伝えられています、アメリカではイギリスでは、このように伝えられています。国連ではウクライナの大使がロシアの大使に対し、非難を表明、そしてプーチンの実質「開戦宣言」が発表されました。
20 世紀の音楽思想(6) 分析美学と音楽: 「音楽の哲学」
本ブログの「音楽の哲学史」のシリーズ、今回でいよいよ最終回です。テーマは分析哲学による音楽へのアプローチ。
分析哲学の音楽に対する見解とはどのようなものでしょうか?そして、これが他の哲学的アプローチとどのように異なるのでしょうか?
続きを読むいつか突然、自分が加害者になる恐怖
過去の失敗を許す社会と、過去の失敗を許さない社会、どちらが成熟した社会なのかと考えた場合、私は、過去の失敗を許す社会だと思います。過去の失敗を許す社会の方が、成熟した社会だと思います。
いつか突然、自分が加害者になる恐怖
社会の成熟が段階的に進むのであれば、過去の失敗を許さない社会から、過去の失敗を許す社会への移行の途中に、過去の失敗を許さない人たちを許さない社会が存在すると推測することも可能です。
続きを読む五穀豊穣で所得向上: 農家ラップ協同組合、本格派ラップ曲「GOKOKUHOJOH」で始動
ポッドキャストを中心にラップ曲を発表していた愛知の MC. G、同じく農家系ポッドキャストを発信している奈良のゲンさん、そして 2018 年に EP「Lil 農家」でデビューし昨年は「Tokyo Drift Freestyle」の農業ヴァージョン「農道 Drift」も発表した高知の Lil 農家の 3 組が、農家ラップ協同組合を結成、YouTube に第一弾楽曲「GOKOKUHOJOH」を発表しました。
続きを読む楽曲のネットワーク分析: 音楽と離散数学
YouTube でオススメされた動画で、グラフ理論の面白さを知りました。
この動画では、グラフ理論を生物学へ応用してているのですが、エッヂとノードの構成からある対象を解析するという手法は、音楽にも応用できるのではないか、と思いつきました。つまり、音楽のネットワーク分析ですね。
続きを読むマッチングアプリをテーマにしたラップ!? MC ペアーズがティザー動画を公開
新型コロナ禍の影響で、利用者数が増加しているマッチングアプリ。
マッチングアプリをテーマにした小説や、それを原作にしたドラマも制作されるなど、クリエイターの創作意欲を掻き立てる存在にもなっていますが、マッチングアプリをテーマにしたラップがついに登場した模様。
続きを読む庵野秀明は何を語ったのか。あるいは、語られなかったか: NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』から見えてきたエヴァ像
公開初日に観てきました『シン・エヴァンゲリン劇場版』、すごく良くてですね、レビュー記事を 2 本も書いてしまたったのですが、
続きを読む感想戦から見えてきた、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の立体像
おかげさまで、多くの方に拙稿「子離れできなかった父の物語:『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』レビュー」 をお読みいただいております。はてブも最高で 69 (3 月 15 日時点) ということで、久しぶりの「プチバズ」を経験し、ありがたく存じます。
続きを読む本能を刺激する 2021 年型ダンスミュージック: Guedra Guedra『Vexillology』
いまがどんな時代で、どんな世界なのかは関係なく、わたしたちは優れたダンスミュージックには反応してしまいます。身体が反応し、踊ってしまうのです。
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