2019 年はとにかく Billie Eillish の年でした. 彼女は本当に, 数年に一度現れる, メインストリームにおける突然変異というか, アルバムは本当に衝撃的かつ先鋭的で, しかも多くのリスナーに受け入れられました. ということで 1 位は BIllie です.
2019 年はとにかく Billie Eillish の年でした. 彼女は本当に, 数年に一度現れる, メインストリームにおける突然変異というか, アルバムは本当に衝撃的かつ先鋭的で, しかも多くのリスナーに受け入れられました. ということで 1 位は BIllie です.
もうすぐで 2010 年代が終わります. 10 年代も本当にたくさんの素晴らしい音楽が生まれました.
音楽にとっての 10 年代を短くまとめると, ヒップホップとジャズの 10 年間でした. トラップやサウンドクラウド・ラップといったヒップホップの新しい潮流の勢いもあり, ヒップホップはロックを抜いてアメリカで最も「売れている」ジャンルになりました. また, 特に日本で人気だったのが,「Robert Glasper 以降」で括られたジャズです.『Black Radio』におけるヒップホップへ接近したジャズが話題を呼び, これを皮切りに, Robert Glasper 以外の同時代ジャズも注目を集めるようになりました. 続きを読む
2019 年は, 日本においては平成が終わり, 令和が始まった年でしたが, 世界的に見れば, 10 年代という一つのディケイドの終わる年でした. 10 年代が終わる…, これは 21 世紀が始まって 20 年もの年月が経過したことを意味します. 10 年代の終わりに, 10 年代を代表するアルバムを選ぶことは大切ですが, 21 世紀以降, どのような音楽が生まれたかを振り返ることもまた, 大切でしょう. 本記事では, 00 年代の名作・傑作アルバムを, ランキング形式で, 100 枚紹介します. 100 枚全て, 個人で選んでいます. 100 枚も選べたのはもちろん, サブスクというテクノロジーのおかげです. インターネットが完全にインフラ化した現在, インターネット上の意見を集約した「ベスト・アルバム」は, けっきょく誰もが予想がつくようなありきたりな内容になってしまいます. それよりも, クセの強い, 個人の選ぶ 100 枚のアルバムの方が, 興味深くなるはずです. 選考基準は,「10 年代の終わり」に聴いても名作だと思われること, それから, 10 年代に大きく影響を与えたと思われるものです. 続きを読む
2017 年も残りわずかとなり, 今年もリスナー界隈でアルバム・オブ・ザ・イヤーが盛り上がる時期になりました.
こういった企画は, かつては紙媒体の雑誌が中心でしたが, 現在ではネットの普及によって個人がブログなどで気軽に発表できるようになりました. あまたある個人ブログ (このサイトもそのうちの 1 つですが) のアルバム・オブ・ザ・イヤーをさらに集計する, なんていうサイトも出てきたりしています.
今年の話ですけれども、音楽仲間が集まってあーじゃないこーじゃない話していたとき、「J – POP はロマン派」みたいなコトを言ってらっしゃった方がいまして、理由は忘れたんですが、そのときは「あー、でも、なるほどなあ」と納得したことがありました。理由は忘れた、っていうのは、まあ、お酒呑んでたからなんですけど(笑)