勾留中だったロシアのガールズ・パンクバンドのメンバーが釈放

以前のエントリーで取り上げました、ロシアのパンク・バンド、プ◯シー・ライオット P**sy Riot が「反プーチン」ゲリラライブで逮捕された件ですが・・・、

何と! メンバーの1人が釈放されたとのことです!

「ロシア正教会の大聖堂で反プーチン政権の演奏を行いフーリガン(暴徒)行為で禁錮2年の実刑判決を受けた女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人の控訴審が10日開かれ、モスクワ市裁判所は2被告について1審判決を妥当とする一方、サムツェビッチ被告のみ執行猶予付きに変更する判決を言い渡した。同被告は判決後に釈放された。」(出典: ロシア:反プーチン女性バンド メンバー1人を釈放

ちなみに、彼女たちのパフォーマンスはコチラ

全く何を言っているか分かりませんが(笑)〈パンクの祈り〉というタイトルらしく、なかなかアツいパフォーマンスです。下ッ手くそな聖歌風コーラスに続き、グルーヴ感の全く感じさせないディストーション・ギターとファズの効いたベース。そしてヴォーカルは歌ではなく、ただのアジテーション。まさに正当派パンク! かっけえっす。

なお、逮捕された理由というのは、ものスゴーく正式な教会で、の司祭(= ロシアのキリスト教の偉い人、てことです)しか立ってはいけない所に勝手に上がって、政府批判をした、ていうことです。日本で言うと、伊勢神宮の本殿に勝手に上がって天皇批判カマした! みたいな感じでしょうか。天皇は政治家ではありませんが。

とにかく、これに屈せず、音楽活動を続けてほしいですね、って思ったんですが、全員釈放されないと無理か(笑)


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