同時代の資料から解き明かすブラームスの演奏意図:『ブラームスを演奏する』

19 世紀ドイツの作曲家、ピアニストであるブラームスの演奏意図を、同時代の資料から解き明かす、ブラームス演奏者にとっての必携書の翻訳が登場。音楽之友社から 10 月 27 日に発売予定。全 104 ページで価格は 2,200 円。

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書籍情報

  • タイトル: 『ブラームスを演奏する
  • 著者: クライヴ・ブラウン、ケイト・ベネット・ウォズワース、ニール・ペレス・ダ・コスタ
  • 出版社: 音楽之友社
  • 発売日: 2020 年 10 月 27 日

内容紹介

ブラームスが意図したのはどのような演奏だったのか――ブラームスの同時代に活躍し、直接に関わりのあった弦楽器奏者、ピアニストの残した文献・録音・手紙から、この問いに迫る。ピアノ演奏での「ずらし」やアルペッジョ奏法、弦楽器演奏でのヴィブラートやボウイングのニュアンス、そして強弱記号に込められた意図や柔軟なリズムなど、ブラームス演奏の本質に近づいていく。ブラームスの室内楽作品の演奏法について、一次資料をもとに最新の研究成果を盛り込んで説き明かした一冊。実際に入手可能なブラームスと同時代の奏者の音源情報も豊富に紹介。ブラームスを演奏する全てのピアニスト・弦楽器奏者にとっての必読書である。

(「本が好き!らぼ」 より)

著者紹介: クライヴ・ブラウン

1980年オックスフォード大学で博士号取得。2016年まで、リーズ大学応用音楽学教授、現在まで同じく名誉教授。Universität für Musik und darstellende Kunst in Viennaの客員教授。19世紀のドイツ音楽、そして実際の演奏を研究。

(「本が好き!らぼ」 より)

著者紹介: ケイト・ベネット・ウォズワース

モダンチェロをNew England Conservatoryでローレンス・レッサーに、バロック・チェロをハーグのRoyal Dutch Conservatory で、ヤープ・テル・リンデンに師事、ハーバード大学で学士を、リーズ大学でクライヴ・ブラウンの指導を受け、博士号取得。19世紀の音楽演奏研究に進む。

(「本が好き!らぼ」 より)

著者紹介: ニール・ペレス・ダ・コスタ

University of Sydney, the Guildhall School of Music and Drama (London), the City University (London), University of Leeds (UK)を卒業。演奏家、教育者として著名。現在、Sydney Conservatorium of Musicの歴史的演奏研究部門の教授。

(「本が好き!らぼ」 より)

翻訳者紹介: 天崎 浩二

(有)ミュージック・サプライ代表取締役、ブラームス愛好家。「ブラームス 4つの交響曲」(W.フリッシュ著)[訳]、ブラームス回想録集 全3巻[編・訳](以上 音楽之友社)その他。

(「本が好き!らぼ」 より)

翻訳者紹介: 福原 彰美

14歳の時、浜離宮朝日ホールにてデビュー・リサイタル。15歳で単身渡米、サンフランシスコ音楽大学、ジュリアード音楽院で研鑽を積む。クリスティーヌ・ワレフスカ(Vc)、ピエール・アモイヤル(Vn)、ナサニエル・ローゼン(Vc) 等と共演。

(「本が好き!らぼ」 より)

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